最近、鮭を日常的に食べようかと考えている。
そこで気になったのが、鮭の缶詰と瓶詰めのどちらを選ぶべきかという問題だ。
味や価格、保存のしやすさも大切だが、今回気になったのは少し違う。
10年、あるいはそれ以上食べ続けるとしたら、どちらが身体にとって安全なのだろうか。
それが、缶詰の容器そのものの安全性である。
缶詰の金属は身体に悪くないのか?
缶詰というと、まず金属が食品に溶け出すのではないかという疑問が浮かぶ。
現在の食品用缶は、食品と金属が直接接触しないよう、内面にコーティングが施されているものが多い。
そのため、通常の保存状態で缶詰を食べること自体が危険というわけではない。
缶の材質や食品の性質、保存期間、コーティングの状態によっては、金属成分が食品に移行する可能性がある。
それでも、10年以上という長期間を考えると、少し気になるところではある。
実は金属より気になるBPA
調べていて気になったのが、ビスフェノールA(BPA)という物質。
BPAは、食品用缶の内面コーティングなどに使用されてきた化学物質で、内分泌かく乱作用などが懸念されている。
実際、欧州食品安全機関(EFSA)は2023年にBPAの耐容一日摂取量を大幅に引き下げ、EUは2024年12月に食品接触材料へのBPAの使用禁止を決定した。
一方、米国FDAは、現在認められている使用条件では安全という評価を維持している。
つまり、世界的にも安全性の評価が完全には一致していない。
すべての缶詰にBPAが使われているわけではない
BPAを使用しないコーティングも普及しており、缶詰だから必ずBPAを摂取するというわけではない。
それでも、毎週、毎月、何年も食べ続けることを考えると、避けられる曝露なら減らしておきたいという気持ちが強い
では瓶詰めなら安全なのか?
そこで考えたのが、鮭の瓶詰めだ。
鮭ほぐしとか美味しいからな
ガラスは化学的に安定した素材であり、食品との接触によって容器から物質が移行するリスクは一般に低い。
ただし、瓶詰めも完全に無条件で安全というわけではなさそう
瓶の蓋には金属や樹脂製のコーティング、密封用のパッキンなどが使用されることがあり、そこから化学物質が食品へ移行する可能性は残る。
つまり、ガラス瓶だから有害物質への曝露がゼロになるわけではない・・・
そして何より、缶詰と瓶詰めを10年以上食べ続けた人たちを比較して、どちらの健康状態が良いかを明確に示した研究があるわけでもない。
そんなやつおらんやろしな・・・
瓶詰めの方が理論的には安心できる部分があるものの、実際の健康への影響については不確実な部分が残っている。
10年間食べ続けると考えると
缶を週1回食べ続けると、10年間で約520缶になる。
もちろん、食べた缶詰の数がそのまま健康リスクに比例するわけではない。実際の曝露量は、容器の材質や食品の種類、保存条件などで変わる。
ただ、日々の小さな選択が10年、20年と積み重なることを考えると、食品の栄養価だけでなく、包装材にも少し目を向けてみたくなる。
医食同源
魚には良質なタンパク質や脂質が含まれており、食生活に取り入れる価値がある。
また、鮭フレークの場合、製品によっては食塩や植物油などが多く含まれていることもある。
長期間食べるなら、容器だけでなく、食品そのものの成分も確認したい。


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