玉取り姫という話を最近知った。
藤原不比等の息子・房前の母である海女が、龍神に奪われた宝珠を取り戻すために海へ潜る話だ。
龍に追われながら宝珠を持ち帰るのだが、最後は自分の命まで懸ける。なかなか壮絶な話である。
聞いていて、なんとなく「ドラクエみたいやな」と思った。
考えてみれば初代『ドラゴンクエスト』も、竜王が「光の玉」を奪ったところから物語が始まる。
勇者は竜王の城へ向かい、最後には竜王を倒して光の玉を取り戻す。
龍に奪われた玉を取り戻す。
ここだけ切り取ると、玉取り姫とドラクエⅠは妙に似ている。
もちろん、玉取り姫がドラクエの元ネタだった、という話ではない。
少なくともそんな話は聞いたことがない。ただ、「竜王」と「玉」という組み合わせが、ずっと昔の日本の物語にも出てくるのがおもしろい。


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