QFT(QuantiFERON)とT-SPOTはいずれもIGRA(インターフェロンγ遊離試験)で、結核感染を調べる血液検査。BCG接種の影響を受けにくい。
一番の違いは「何を測っているか」
- QFT:結核菌特異抗原で刺激したときに放出されるIFN-γの量を測定する(ELISA)。
- T-SPOT:刺激によってIFN-γを産生したT細胞の数を測定する(ELISPOT)。
つまり、
QFT=IFN-γがどれだけ出たか(量)
T-SPOT=IFN-γを出した細胞が何個いたか(数)
と覚えるとわかりやすい。
実際の違い
| QFT | T-SPOT | |
|---|---|---|
| 測定 | IFN-γの量 | IFN-γ産生細胞の数 |
| 方法 | ELISA | ELISPOT |
| 検体 | 全血 | 分離した末梢血単核球 |
| リンパ球減少 | 影響を受けることがある | 細胞数を調整するため比較的影響を補正しやすい |
| 検体処理 | 比較的簡便 | やや煩雑 |
| BCGの影響 | 受けにくい | 受けにくい |
T-SPOTでは末梢血単核球を分離し、一定数の細胞を使って測定する。そのため、リンパ球減少などでは理論上メリットがある。ただし、「T-SPOTの方が常に優れている」というわけではない。


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