一番似ているのは、
「不完全情報の中で、リスクを取りながら最善手を選ぶ」ところ。
内科的診断という点においてがメインの話
麻雀では、相手の手牌は見えない。
医療でも、患者さんの体内で起きていることは完全には見えない。
だから、見えている情報から推定するしかない
麻雀なら、
- 捨て牌
- 鳴き
- 巡目
- 点数状況
- 自分の手の価値
- ドラ牌
- 押すか引くか
- 相手の顔色、呼吸数、息の荒さもあるかも(心拍モニターつけながらやるとおもろいと思う、役満張ってる時のHRは上昇してると思う)
医療なら、
- 主訴
- バイタル
- 身体所見
- 検査値
- 年齢
- 既往、基礎疾患
- 重症感
- 見逃した時の損失
これらを総合して、今、押すべきか、降りるべきか
投薬すべき、しないべきか
検査すべきか、しないべきか
勝負する価値はある。でも、放銃したときの損失も大きい。
だから「局面評価」がいる。
医療では勝つわけではないけど、負けられない
負けた時の損失が非対称に大きいから
麻雀なら放銃しても次局がありますが、医療では診断の見逃しは取り返しがつかないので
医療は麻雀よりも、基本はかなり守備的。
でも全例に過剰検査、過剰治療をすると、患者にも医療システムにも負担がかかる。
救急なら過剰診療は夜間帯なら回らないこともあるだろう
的確な見積もりと、それに対する対応が求められる
麻雀で育つ力を医療に置き換えると、
1. 確率思考
「絶対」はない。何%くらいありそうかで考える。
2. ベイズ思考
最初の印象、検査結果、経過で確率を更新する。
3. 損失回避
頻度は低くても、見逃すと重大な疾患は重く見る。
4. メタ認知
「自分はいま押したいだけではないか」「都合よく解釈していないか」と自分を疑う。
5. 結果論に耐える力
良い判断でも悪い結果は起こる。悪い判断でもたまたま助かることがある。
だから結果だけでなく、判断プロセスを検証する。
特に麻雀のいいところは、運と実力が混ざっていることである。
そして考えられる最善手が最悪の結果を生むこともあるということ
医療もそうである
確実に感染症がわかって、それに対する抗菌薬も100%正しくても
アレルギーでショックで致命傷もあるから
見えない情報を読む訓練
確率で考える訓練
負けを受け入れる訓練
感情で突っ込まない訓練
麻雀なら
「押す理由があるか。降りる理由があるか。どちらも説明できるか。」
医療も同じで、
「検査する理由があるか。しない理由があるか。どちらも説明できるか。」
医療に関わらず、麻雀は対人戦かつある程度、思考のスピードが必要なので、良い訓練になると思う
子どもの教育には取り入れたいものである


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