ハンタウイルスの話題、あれだけ一瞬ニュースになったのに、気づけばあまり見かけなくなった。
調べてみると、消えたというより、パンデミック化するタイプではなさそうだと判断されて、報道の優先順位が下がったということらしい。
今回話題になっていたのはクルーズ船関連の Andes virus 型ハンタウイルスで、死亡例もあり、決して軽い感染症ではない。
感染症とクルーズというのは、定番ネタになりつつある
基本的にはネズミなど齧歯類由来で、人から人へどんどん広がる感染症ではない。
Andes virus では例外的に人―人感染があり得るようだが、それも濃厚接触が中心とされている。
「怖い病気」ではあるが、「新型コロナのように世界中へ一気に広がる病気」ではなかったということだろう。
だからニュースとしては沈静化した。
こういう感染症のニュースを見ると、どうしても最初は大きく取り上げられて不安になる。しかし、その後に本当に重要なのは、感染経路、広がりやすさ、重症度、そして自分たちの生活圏にどの程度関係があるかを冷静に見ることなのだと思う。
しっかりとした情報を確認して、あのコロナ禍のマスクの買い占めなどのような、異常な現象にならないようにしなければならない
現状では日本の日常診療では、すぐに流行を疑うような状況ではなさそうだ。
まず話題に上がってこない
ただ、発熱、筋肉痛、急速な呼吸不全、ネズミ曝露、南米渡航歴やクルーズ歴などがそろえば、鑑別には思い出しておきたい。
クルーズ歴は確かに大事やけど、ピンポイントで聞いたことない
結局、話題が消えた感染症というより、
「パンデミック候補ではなかったため、ニュースからは静かに退いた感染症」
という印象である。


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