以下はchatGPTに出力してもらった結果
円形脱毛症とトリコチロマニアは、見た目が似ることがありますが、診察で見るポイントがかなり違います。
ざっくり違い
| 円形脱毛症 | トリコチロマニア | |
|---|---|---|
| 本態 | 自己免疫性・非瘢痕性脱毛 | 自分で毛を抜く/こする行動による脱毛 |
| 脱毛斑 | 比較的きれいな円形・楕円形 | 形が不整、境界が不規則 |
| 毛の残り方 | つるっと抜けることが多い | 短く切れた毛が多数残る |
| 毛の長さ | 比較的そろう | 長さがバラバラ |
| pull test | 活動期は陽性になりやすい | 周囲毛は抜けにくいことが多い |
| ダーモスコピー | 感嘆符毛、漸減毛、yellow dots、black dotsなど | broken hairs、black dots、hook hair、tulip hair、V-signなど |
| 好発 | どの年齢でも、小児も多い | 小児・思春期に多い |
円形脱毛症では、活動期に感嘆符毛・漸減毛・black dots・broken hairsなどが見られます。ただし、black dotsやbroken hairsは白癬やトリコチロマニアでも出るので、それだけでは円形脱毛症とは言い切れません。
日本皮膚科学会の2024年版ガイドラインでも、より特異度が高い所見として漸減毛、Pohl-Pinkus constriction、pigtail hairs、感嘆符毛などが挙げられています。
一方、トリコチロマニアは脱毛斑の中に短く切れた硬毛が残るのが典型的です。北大皮膚科の教科書的資料でも「小児に多く、脱毛巣内に短く切れた硬毛が残存する」「病巣周囲の毛は容易に抜けない」と説明されています。
実臨床での見分け方
一番見るべきは、
“つるっと抜けているか” vs “折れた毛・短い毛が混在しているか”
です。
円形脱毛症っぽいのは、
きれいな円形脱毛、境界明瞭、周辺に感嘆符毛、pull test陽性、爪の点状陥凹、アトピー・自己免疫背景など。
トリコチロマニアっぽいのは、
脱毛斑がいびつ、毛の長さがバラバラ、短い断裂毛が多い、利き手側・前頭側など手が届きやすい部位、本人は「抜いてない」と言うこともある、ストレス・習慣・不安との関連。
ただし合併もある
ここが大事で、円形脱毛症とトリコチロマニアは合併することがあります。
ガイドラインでも、特に小児では円形脱毛症にトリコチロマニアを合併しやすく、問診・抜毛テスト・ダーモスコピーで2疾患の併存を見抜く必要があるとされています。
つまり、
「円形脱毛症っぽいけど、なぜか毛の長さがバラバラ」
「トリコっぽいけど、周辺に感嘆符毛がある」
みたいな時は、片方だけと決めつけない方がよいです。
治療の方向性
円形脱毛症なら、範囲や年齢にもよりますが、外用ステロイド、局所免疫療法、経過観察など。小範囲なら自然軽快もあります。
トリコチロマニアなら、皮膚科治療だけでなく、本人を責めない対応がかなり重要です。「抜いたやろ」と詰めると悪化しやすいです。行動療法的に、抜く場面を把握する、手遊び・代替行動を作る、家庭や学校のストレスを確認する、必要なら児童精神・心理につなぐ、という方向です。
臨床的には、
ダーモスコピーで短い断裂毛が多いか、感嘆符毛・漸減毛があるかを見る
のが一番早いと思います。特に小児なら、頭部白癬も必ず除外です。
専門家には程遠いかもしれないが、プライマリーの範囲ならこれくらいで知識あれば良いか
ステロイドの使用は
日本皮膚科学会の2024年版ガイドラインでは、単発型〜融合傾向のない多発型に対して、
strong / very strong / strongest クラスのステロイド外用を1日1〜2回
が推奨されています。特に12歳までの小児では、ステロイド外用は重症度を問わず推奨とされています。
ガイドライン引っ張ってくるようになったから便利
たまに間違ってるけど


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