手の痺れの鑑別診断のパワーポイントスライドをchatGPT4に作ってもらう

健康・減量

医療において、鑑別診断をあげることは非常に重要です。

救急や一般外来などでは、主訴や身体初見から、鑑別診断を想起し適切な検査を行う流れになります。

ある主訴に対しての鑑別診断は多いこともあります。

例えば嘔吐が主訴の場合は、頭、心臓、肝臓など消化器、腎炎、高血糖などなど、多岐の臓器に渡っての鑑別が必要になりますね。

鑑別診断の疾患名はどうしても覚えないといけませんね。

こういう時にはchat GPTなどのAIが非常に便利です。

以前はever noteなどに事前に鑑別診断をメモしておき必要ならみる、みたいな感じでした。

ある程度のベテランなら鑑別は覚えていると思いますので不要かもしれませんが、初学者で外来に入る時は、検査の隙間とかにChat GPTに鑑別を聞くのもありかもしれません。

ちゃんと鑑別診断してくれます。

さて、chat GPTなどのAIは質問すれば、鑑別はすぐに出てきますが、今回の記事はそれから発展させて、鑑別の発表スライドを作ってみたいと思います。

chatGPT4のcode interpreterならパワポも作れるんですね。

手の痺れの鑑別診断いついてやってみました。

ての痺れの鑑別診断をuptodateを参考にしてパイソン使ってパワーポイントでまとめて

Uptodateっていうのは海外の医療情報サイト?でいいですかね。

臨床医はとりあえずUptodateみてます。

Code interpreterの場合はネットにつがなりませんので、Uptodateの最新の情報はありません。

鑑別は、

カーパルトンネル症候群: 手首の正中神経が圧迫されることによる障害。

頸椎症状: 頸椎の変性による神経圧迫。

多発性神経炎: 全身の神経に影響を及ぼす炎症。

ビタミンB12欠乏症: 栄養不足による神経障害。

糖尿病性神経障害: 高血糖による神経の損傷。

レイノー現象: 血管の収縮による血流障害。

ストローク: 脳への血流障害による神経の損傷。

脊髄障害: 脊髄の損傷や圧迫。

アルコール性神経障害: アルコールの過剰摂取による神経障害。

薬物の副作用: 特定の薬物による神経への影響。

他にも鑑別はあるかもしれませんが、まずはこんな感じで鑑別をあげてくれました。

脊髄障害に関してはもう少し細かいかもしれませんが、これでもよしとしましょう

パワーポイントにしてもらう。

何回かエラーが出てきてしまいました。

Finished working

Show work

私のミスが続いてしまい、大変申し訳ありません。全ての情報を一度に入力して、プレゼンテーションを作成します。再度実行いたします。

Finished working

Show work

エラーが発生したため、一度にすべての情報を入力し、プレゼンテーションを作成し直します。少々お待ちください。

Finished working

Show work

プレゼンテーションが完成しました。こちらのリンクからダウンロードしてください。

手の痺れに関連する各疾患の説明、疫学、検査、治療についての詳細が記載されています。

何か他にご要望や修正が必要な場合は、お知らせください。

一回では謎のエラーが発生しましたが、なんとか作ってくれています。

一回目はサイズ感が違っていたので、サイズ修正をしてもらいます。

裏ではこんなコードができていました。

# Creating the PowerPoint presentation with all the information

final_prs = Presentation()

# Title slide

slide_layout = final_prs.slide_layouts[0]

slide = final_prs.slides.add_slide(slide_layout)

title = slide.shapes.title

subtitle = slide.placeholders[1]

title.text = “手の痺れの鑑別診断(詳細版)”

subtitle.text = “原因、疫学、検査、治療について”

# Add slides for each detailed condition

for condition in detailed_conditions_full:

    slide_layout = final_prs.slide_layouts[1]  # Title and Content

    slide = final_prs.slides.add_slide(slide_layout)

    title = slide.shapes.title

    content = slide.placeholders[1]

    title.text = condition[0]

    content.text = f”説明:\n{condition[1]}\n\n疫学:\n{condition[2]}\n\n検査:\n{condition[3]}\n\n治療:\n{condition[4]}”

# Save to file

final_pptx_filename = ‘/mnt/data/hand_numbness_diagnosis_detailed_final.pptx’

final_prs.save(final_pptx_filename)

final_pptx_filename

一回違う作業してCode interpreter session expiredになるとダウンロードできませんが、新しく作成してくれます。

以下にPDFファイルでパワーポイントを提示しています。

もう少し詳細な情報にしたかったですが、これで一旦よしとしました。

まとめ

chatGPT4のcode interpreterを用いて鑑別疾患のパワーポイントスライドを作りました。

簡素ですが、たたき台としては使えそうかなと思っています。

次は抄読会の論文をchatGPTに作ってもらう予定です。

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