今日はベリチームについてもう少し調べてみた。
ベリチーム配合顆粒は、胃や膵臓から分泌される消化酵素を補い、食べ物の消化を助ける薬である。消化不良や胃もたれ、腹部膨満感、食欲不振などに使用される。
配合されている酵素は複数あり、膵酵素(アミラーゼ・リパーゼ・プロテアーゼ)のほか、アスペルギルス由来酵素、細菌性脂肪分解酵素、セルラーゼなどが含まれている。それぞれ働く至適pHが異なるため、胃内から小腸まで幅広い環境で消化を補助する設計になっている。
服用は通常食後。膵酵素は腸溶性顆粒として配合されているため、噛まずにそのまま飲み込む必要がある。
また、PPIとの併用についても調べた。結論としては、PPIとベリチームは通常どおり併用可能であり、実際の臨床でも併用されることは少なくない。
ただし、胃内で働く一部の真菌由来・細菌由来酵素は酸性環境で活性が高いため、PPIによって胃内pHが上昇すると酵素活性がやや低下する可能性がある。一方で、膵酵素は腸溶性顆粒として小腸で放出されるため、PPIの影響はほとんど受けない。
ベリチームは単なる「消化酵素剤」ではなく、異なる至適pHを持つ複数の酵素を組み合わせることで、胃から小腸まで幅広い消化をサポートするよう工夫された製剤であることが分かった。PPI併用時も、膵酵素の働きは維持される一方、胃内で作用する酵素には多少の影響がある可能性がある点は覚えておきたい。



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