オリエンタルランドの株を見ていて、いつも思うことがある。
なんでこんなに配当利回りが低いねん。
東京ディズニーリゾートを運営している会社なので、もちろん良い会社であることは間違いない。
ブランド力は圧倒的だし、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーという、日本ではほぼ唯一無二のレジャー資産を持っている。
ただ、投資対象として冷静に見ると、どうなのか?
2027年3月期の予想配当は、1株あたり年間16円である。
2026年3月期の年間配当15円から、1円の増配予想となっている。
会社としては2035年までに配当性向30%を目指す方針を示しているが、現時点では高配当株とはまったく言えない。
仮に株価が2,100円台だとすると、配当利回りは約0.7%台である。
低
もちろん、オリエンタルランドが配当を出せない会社というわけではない。
むしろ、収益力はある。問題は、会社が配当よりも成長投資や施設投資を優先していること、そして市場がオリエンタルランドを「優良ブランド株」として高く評価していることだと思う。
成長性があれば納得はする
では、成長性はどうなのか。
オリエンタルランドは素晴らしい会社だが、今後もどんどん店舗を増やして全国展開するようなビジネスではない。テーマパークという性質上、入園者数には物理的な上限がある。混雑しすぎると満足度が下がるし、土地も人員も設備も限られている。
したがって、今後の成長は主に、
チケット価格の上昇
ディズニー・プレミアアクセス
ホテル・バケーションパッケージ
飲食・グッズ単価の上昇
といった、ゲスト1人あたり売上高の増加に依存することになる。
実際、2027年3月期予想でも、ゲスト1人あたり売上高は過去最高を更新する見込みで、変動価格制による高価格帯チケット構成比の増加や、ディズニー・プレミアアクセスの増加が要因として挙げられているらしい
値上げしても客が来る会社は、やはり強い。
ただし一方で、コストも増えている。
人件費、メンテナンス費、システム関連費用、イベント関連費用などが増加しており、2027年3月期のテーマパーク事業は増収を見込むものの、営業利益は減益見込みとなっている。
売上は伸びるが利益がそれ以上に伸びるとは限らない。
配当利回り0.7%台で買うなら、かなり強い成長性か、かなり強い株価上昇期待が欲しい
国債でいいやんって言われちゃう
株主優待もあるやんっていう人もおると思うけど
その資金を別の投資先に回して、そこで得た利益でパスポートを買えばいい話になってくるし
ディズニーが好きだからオリエンタルランド株を買う、という気持ちは分かる。
株主優待も嬉しい。応援したい会社の株を持つという楽しさもある。
現在の予想配当が年間16円なら、配当利回り1%となる株価は、
16円 ÷ 1% = 1,600円
である。
つまり、年間配当16円のままなら、株価が1,600円前後まで下がって初めて、配当利回り1%が見えてくる。
高配当株としては利回りが低すぎる。
成長株としては、成長余地にやや限界があると思える
優待株としては魅力があるが、それだけで買うには少し高い


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