万博は“もはや歩くイベント” である
2025年の大阪・関西万博では、広大な会場を歩いて回ることになります
万博ダイエットや!!!
でも暑いからアイス食べてたら、体重はあんまり変わらなかったです
しかし歩くという実績は変わりません
パビリオン巡りや展示エリアの移動で、自然と1日1万歩以上歩く日も増えるでしょう

これは日曜日と土曜日に万博に行った時のヘルスケアの歩行記録ですが
2万超えてる・・・
東ゲートから西ゲートめちゃめちゃ遠い
未来のとこ行った後に帰ってくるだけでもしんどい
東ゲート〜西ゲートの移動だけで2km以上(約3000歩)
未来社会を体験できる「フューチャーライフゾーン(未来エリア)」は会場奥側に位置するので、
行って展示を見て、また戻るだけで5000歩近く歩く計算になる
ただ、「今日はよく歩いた!」と思うその行動が、実は科学的に健康寿命を延ばすと証明されています
子どもにとっての万博ウォーキング
- 子どもは小さな歩幅で同じ距離を歩くため、運動強度が大きい。
- 未来エリアまでの往復+展示巡りで、1日で普段以上の体力消耗。
- 疲労が大きい分、持久力のトレーニングにもなる
さらに
- 夏の万博は日差しが強く、暑さも厳しい。
- 炎天下で長時間待つことは身体的にも精神的にもストレス。
- しかし、適切な休憩・水分補給をしながら耐える経験は、
「辛いけど乗り越えられる」という自信につながるかも
万博はもはや修行の域
幸い大屋根の下は炎天下でも日陰であり涼しい
科学が示す歩行と健康の関係
2025年にLancet Public Healthが発表した大規模メタ解析(35コホート・57研究)によると、
1日7000歩で次のような効果が確認されました。
- ❤️ 全死因死亡リスク → 47%減少
- 🫀 心血管疾患リスク → 25%減少
- 🧠 認知症リスク → 38%減少
- 😔 うつ症状リスク → 22%減少
- 🦴 高齢者の転倒リスク → 28%減少
1万歩でさらにプラス
研究では、歩数が多いほどリスクはさらに下がることが確認されました。
ただし、7000歩以降は緩やかに改善し、1万歩前後で追加効果は少しずつ落ち着くことが分かっています
1日4000歩でも効果があるため、少しずつ歩数を増やすことでも十分に価値があります。
歩数と死亡リスクの関係
- 4000歩 → 健康リスクが大きく改善し始める
- 7000歩 → 効果が顕著(死亡リスクがほぼ半減)
- 10000歩 → さらにプラス、心血管・認知症リスク低下が強化
- 12000歩 → 追加の恩恵は小さいが持続
万博はちょっと歩きすぎかもしれんが・・・
万博で歩くと得られる具体的メリット
万博会場を1日歩くだけで、身体は科学的に強くなる。
- ✅ 心臓と血管が若返る
- ✅ 脳が守られる(認知症リスク低下)
- ✅ 気分が良くなる(うつ予防)
- ✅ 筋肉・骨の健康が維持できる
会場内を積極的に徒歩移動することで、万博自体が健康イベントになります。
それすらも考えているのか・・・みゃくみゃく様は?・・・・
日本での「歩行介入」に関する主な臨床研究
小児を対象としているが
① Promoting physical activity through walking on school holidays(日本・RCT、6〜12歳対象)
- 2014〜2015年に日本で行われた無作為化比較試験。
- 肥満度(%OW)≥20%の小学生190名が対象。
- 3群に分けて介入:
1)休日に1万歩以上歩く
2)スクリーンタイム制限
3)対照群(介入なし) - 結果:徒歩介入群では体重過剰比が平均で‑4.06%と、対照群の‑1.81%に比べて有意な減少(群間差 −2.18ポイント、95%CI −3.85~−0.52、p=0.002)でした
- 親の生活習慣にも良い波及効果が示唆されています。
大人も子どもも歩くことは健康に良い
まとめ
- 万博では自然と1万歩以上歩ける → 健康効果を最大限享受
- 7000歩が効果の分岐点 → それ以上はプラス効果
歩数はどのレベルかを再確認
1日歩数 | 健康リスク低下 |
4000歩 | すでに有意な改善 |
7000歩 | 大幅なリスク低下(死亡リスク約半減) |
10000歩 | さらにプラス、万博1日で達成可能 |
12000歩 | 最大限の恩恵(追加効果は小) |
万博に一日行くと1万歩は余裕で超えてくると思います
熱中症に気をつけて夏場も万博を楽しみましょう
以上参考になれば幸いです
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