投資をしていない家族に新NISAをしてもらうにはどうしたら良いのだろうか。円だけ持っているのも、一つのギャンブルと言えるのでは?

株・投資

私も個人投資家の端くれなので、ちょこちょこ投資をしています。

現状は円安であったり、金利の問題、インフレなど、数年前まえに比べ投資の環境は様変わりしています

そりゃ、株式投資していると元本保証ではないので、マイナスになることもあるのですが、投資は金額の大小かかわらず、行ったほうがいいと思います

経済のニュースとかは意識的にみるようになるし、様々なニュースが頭に入りやすくなると思います

投資をすすめることは、他人には一切しません

しかし、同じ生計の家族なら少し話が違う

夫婦揃って金融知識が豊富ならいうこともありませんが、

片方がもともと投資を行っていて、新NISAも運用している

もう片方はそんなに投資に興味がなく、全く行っていないパターンもあると思いました

私のところは丁度そんな感じになっている

投資していることは知っていて許容しているが、好ましくはなさそう

投資は良くないものと思っている節がある

新NISAだし、いい機会でやってみたらと、メリットについて説明しても、心動かさず・・・

新NISAは今のところ非課税であり、投資をしている人ならすべきと思います

個人で1800万円までの運用が非課税になり、夫婦でやると3600万円までが非課税になる

夫婦でやらんと勿体無いがな

余剰資金があれば二人でやるべきと思います

だって自分の枠分を超過して、違う個別株買いたい場合位は枠外なので、20%くらい利益取られるし・・・

株主優待も好きな人は、最低額を二人で別にやると2倍やし

ちょっとどうやったら説得できるか考えてみたい

円だけ持っているのも一つのギャンブルでは?っていうのも言及してみます

投資をしない人に投資をしてもらうには?

  1. 教育と情報提供: 投資の基本的な知識を提供し、株式や債券、不動産など異なる投資手段の違いやリスク、リターンについて説明します。これにはセミナーやワークショップの開催が効果的です。
  1. 長期的な視点を強調: 投資の最大の利点の一つは、長期的に資産を増やすことができる点です。退職後の生活資金や子どもの教育費など、将来の大きな費用に備えるための手段として投資を提案します。
  1. リスク管理の重要性を教える: 投資にはリスクが伴いますが、分散投資や適切なリスク管理によってリスクを抑える方法を学ぶことができます。初心者向けには、リスクの少ない投資から始めることを勧めると良いでしょう。
  1. 投資の習慣化: 少額からでも投資を始めることができることを強調し、定期的な積立投資のメリットを説明します。これにより、投資を生活の一部として捉えやすくなります。

この説明で熱く説明すれば投資をしてくれる人もいると思いますが、おそらく元々投資をしてみようかな、でも足を踏み出せてない人が対象と思う

なんとか月千円でもいいから積立投資をしてもらう形に持っていけたら

とりあえず証券口座を開いてもらえたら、あとはなんとかするから

そんなくらいで傾かない人をどうするか・・・

株式投資の認識を変えてもらう、円を持っていることも投資と認識させる

株式投資ってギャンブル、という人はそこそこいる印象

それは完全に否定できなくて、厳密に言えばギャンブルの範疇と思います

しかし勝率の高いギャンブルであり、再現性も低くはない

FXとかデイトレードと長期投資は全くの別物であると理解してもらうしかない

円も金融資産を持っている行為と置き換えてみる

これは言語で言っても理解されない

私はこの図のような形で考えていて、日本円を持つことも投資の中に入っている

おそらく投資をしない多くの人は、

こっちの図であり、投資を行う前に日本円があると思う(思ってないかもしれないwww)

日本円を持っているということが投資行動であるとは認識していないと思う

すでに円を持っているという状況は資産管理をしており、投資をしているようなものである

それを言語化して説明してみる

金融資産という括りで考えると、円だけを持っているのもギャンブルと言えるのでは?

ギャンブルは短期間で大きなリスクを取り、一攫千金を狙う行為ですが、投資は長期的に資産を増やすための計画的な行動です。

実際に、「円だけを持っている」という状態も、一種の投資リスクを背負っていると言えます。「通貨リスク」と呼びます。

円の価値はインフレーションや政策、経済状況によって変動するため、ただ円を保持しているだけでもその価値が減少するリスクがあります。

また、円以外の資産に投資していない場合、資産の多様化がなされておらず、特定のリスク(通貨リスクや国内経済の変動)に対して脆弱になりがちです。

したがって、すべての金融行動にはリスクが伴うという認識が重要です。

日本円を持つという事を投資行動として考えてみる

デフレかつ円高でしか輝かないよね

デフレ時の日本円の価値

デフレーション(物価の持続的な下落)が進行している時、通貨の実質的な価値は向上します。これは、同じ金額でより多くの商品やサービスが購入できることを意味します。

日本は過去数十年にわたり、時折デフレ状態に陥っており、この期間中に円を保持していると、国内での購買力が増すため、相対的に「良い投資」と見なされることがあります。

円高時の影響

円が他国通貨に対して強くなる(円高)時、国外での購買力が増します。

つまり、同じ量の円でより多くの外貨を購入できるようになります。

したがって、円高は日本円を保有している人にとって追加のメリットをもたらすことがあります。

デフレと円高の組み合わせ

デフレかつ円高の状態では、日本円を持つことが特に魅力的になります。

このシナリオでは、国内外での購買力が同時に高まるため、円保有者にとっては最も有利な状況です。ただし、このような状況は一般的には珍しく、特定の経済的または政治的条件下でのみ発生します。

円安でインフレやったら日本円だけ持つことは推奨されない?

円安とインフレが進行している状況では、日本円だけを保持していることは一般的に推奨されません。

  1. インフレの影響: インフレが進むと、物価が上昇します。これにより、同じ量の円で以前よりも少ない商品やサービスしか購入できなくなるため、円の実質的な購買力が低下します。
  2. 円安の影響: 円安が進むと、他の通貨と比較して円の価値が下がります。これは海外からの輸入品が高くなる原因となり、さらにインフレを悪化させることがあります。また、海外での購買力も低下するため、国際的な資産や投資に対して不利になります。

論理だけ考えると、円だけ持ち続けるのはリスクの塊のような気がするけど

それでも投資を全く考えないのはもはや感情や信仰の問題かなと考えました

投資が怖いとか危なそうっていう論理より感情で、日本人は株をしない人が多いのでは?

実際、日本の株式市場に参加している個人投資家の割合は他の先進国と比較して低い傾向にあります。

  1. リスク回避の文化: 日本の文化では一般的に安全性と保守的な金融戦略を好む傾向があります。たとえば、定期預金や国債などの低リスクの投資が好まれることが多いです。
  2. 過去の経済状況: 1990年代初頭のバブル崩壊後、多くの日本人が大きな資産損失を経験しました。この経験がトラウマとなり、株式市場への不信感を抱く人が多くなったと言われています。
  3. 金融教育の不足: 日本では、学校教育での金融に関する教育が不十分なことが指摘されています。投資についての知識が少ないため、リスクを恐れて投資を避ける傾向があります。
  4. 少子高齢化と資産保全の重視: 高齢化が進むにつれ、安定した退職後の生活を支えるためにリスクの低い金融商品を選ぶ人が増えています。

バブルの時に投資は危ないで、っていう印象が強すぎたんかなと思う

そして金融教育の不足は半端ない

ロジックで投資の良さを分かっても、感情でしないとすると、日本円を信じる宗教みたいなものじゃないかな

つまり、不確実性や未知への恐れから、よく知られたもの、安心できるものに固執してしまう

これは、宗教的な信仰が未知や恐れに対する解答を提供するのに似て、日本円への強い信頼が金融的な安全への確信をもたらしているとも言えるのか・・・

結局やらん人はやらん

まとめ

株式投資ってギャンブルで危なくない?って、円資産のみの人の意見に対し

円だけでオールインしているのこそギャンブルで、かなりの強気じゃない?

イメージに乖離があることで、両者が噛み合わないということが、上の文章を読んでいただけたらご理解いただけると思います

金融に対する教育や、知識の無さがそうさせているのではないかと思います

一種の信仰に近いものがある可能性があり、大人になってからの、投資や金融の分野における教育は難しさがありそうです

ので一旦諦めて、自分の子どもにはちょくちょく、株をやっていることを伝えることにしました

親が投資に関わる姿勢を示すことは、子供の金融教育に非常に有効と思いました。

信仰に近いものは変えることは難しいと思うので、気が変わるまでは長期的に行動変容を促すしかないのかもしれません・・・

以上参考になれば幸いです

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