はじめに|納豆が苦手だった僕が「におわ納豆」で変わった話
納豆は体に良いとよく言われますが、匂いや粘りがどうしても苦手という人も多いのではないでしょうか?
健康にいいから食べたいけど、匂い的に無理やから無理して食べたくはない
実は、僕もそんな一人でした。
でもある日、ふと子どもたちが食べている「におわ納豆」が、そんな僕の常識を変えてくれました
匂わへん・・・・!!!
もしかしたらいけるかもしれん・・・!!!
今回は、納豆嫌いだった僕が「におわ納豆」で克服した体験と、納豆の健康効果について紹介します

最近まで納豆嫌いは継続していた、そんな時ににおわ納豆に出会う
家族はみんな納豆好き
納豆食べらへんねんて、だっさー、とか言われる始末・・・
それなりの頻度で食卓に納豆が並び、家中にあの独特な匂いが充満する
僕にとっては拷問のような時間である
食べ終わった食器を洗うときには、においでさらに絶望感が増し増し
全然ぬめり取れへんし、それにも憤りを感じる
また納豆食べてるやん、とため息混じりな日々
離れて食べようと思ったある日、今日なんか匂いも少ないし、洗いものも臭くないことを発見した
慣れたんかもしれんと思っても、また次の機会にはやっぱり匂いに耐えられない
しかしマシな日もある・・・
よくわからない・・・
そんなとき、納豆の種類が違うことに気づき、確認すると「におわ納豆」である
におわ納豆で納豆克服!味覚と嗅覚の変化
いける気がする・・・
──結果、食べられました
数十年拒み続けてきた、一番苦手な食材を完食し、尚且つ
「無理やり飲み込む」ではなく、ちゃんと「普通に美味しい」と思えたのです
感動した!!!
製品ホームページを確認しましたが、におわ納豆は、納豆特有の強い匂いを生む成分(低級分岐脂肪酸)を出さない特別な納豆菌「N64菌」で作られているらしいです
匂いの壁が取り払われただけで、納豆へのハードルがこんなにも低くなるとは思いませんでした。
他の納豆は挑戦はしていないです
しかし、気持ちの問題かも知れませんが、他の納豆の匂いにも耐久性が出ている気がします
前より匂いが気にならなくなりました
脳や嗅覚は「これは食べても大丈夫」と覚えると、苦手意識をどんどんリセットしているのでしょうか?
アレルギーの耐性獲得みたいな感じか・・・?
納豆のタンパク量もすごい!
納豆を食べられるようになったので、貴重な栄養源としてさらに納豆について調べました。
高たんぱく食品としての納豆
納豆は、植物性たんぱく質が非常に豊富!
食品 | 100gあたりのたんぱく質量 |
納豆 | 約16g |
鶏むね肉(皮なし) | 約23g |
卵 | 約12g |
木綿豆腐 | 約7g |
つまり、納豆は「肉に迫る高たんぱく食品」なのです。
しかも、動物性脂肪が少ない分、体にやさしいというメリットもあります
結構なタンパク含有量なんよな
筋トレにもいいらしい
ナットウキナーゼの血液サラサラ効果
納豆には、発酵によって生まれる「ナットウキナーゼ」という酵素が含まれています。
におわ納豆の納豆キナーゼの量は分かりませんので推定にしております
製品 | ナットウキナーゼ量(1パック50g換算) |
一般的な納豆 | 約1,500〜2,000FU |
におわ納豆 | 同程度と推定 |
ナットウキナーゼには、血栓を溶かす作用があり、
脳梗塞や心筋梗塞のリスクを減らす働きが期待されています。
納豆キナーゼの論文を見てみよう
Nattokinase: An Oral Antithrombotic Agent for the Prevention of Cardiovascular Disease”という論文があります
2000FUを毎日摂取を推奨している
· 血栓溶解効果(動物・ヒト試験で証明)
- 犬やラットに投与すると、血栓が短時間で溶解。
· 血液サラサラ効果
- 血液中のフィブリノーゲン、凝固因子VII、VIIIを低下させる(ヒト試験)。
· 炎症性血栓、酸化ストレス性血栓にも効果。
· アルツハイマー病、動脈硬化、脳卒中予防効果も示唆されている。
· 副作用が極めて少ない(アスピリンなどの血液サラサラ薬とは異なり、胃潰瘍や出血リスクが低い)。
などなど
心血管ケアをめっちゃ重視するなら2パックくらい食べなあかんのかな?
ガチガチで心血管のことを考えるとサプリとかの方がいいのか?
ワーファリン内服中の方はビタミンKがあるので注意しましょう
食べ方 | ナットウキナーゼ活性量目安 | コメント |
納豆1パック | 1,500〜2,000FU | 健康維持レベルならOK |
納豆2パック | 3,000〜4,000FU | 心血管ケアを意識するならこのくらい |
サプリメント | 2,000〜4,000FU(小粒で) | 少量で効率よく摂れる |
その他の栄養素も充実
納豆には、たんぱく質やナットウキナーゼ以外にも、たくさんの健康成分が詰まっています。
- ビタミンK2:骨を強くして骨粗しょう症予防
- 食物繊維:腸内環境を整え、便秘予防
- イソフラボン:血管の健康やホルモンバランスをサポート
- 鉄・マグネシウム・カリウム:疲労回復や血圧コントロールに役立つ
納豆に関しての他の論文
Natto: A medicinal and edible food with health functionという論文があるので見てみました。
薬理作用はざっと下記のようなものがあるようです
· 血栓溶解作用(ナットウキナーゼによる)
· 抗菌作用(納豆菌とその代謝物による)
· 抗がん作用(発酵により抗腫瘍活性成分が増加)
· 血圧降下作用(ACE阻害活性)
· 骨粗鬆症予防(ビタミンK2とイソフラボンの効果)
· その他:
- 抗酸化作用
- 抗老化効果
- 腸内細菌叢の改善
- 非アルコール性脂肪肝(NAFLD)予防
- 血糖値・インスリン抵抗性の改善
- 抗乳がん作用
- 抗高脂血症作用
- 脳虚血保護作用
- 肥満予防効果
多いね
【まとめ】納豆嫌いはとりあえず、におわ納豆を食べる!!!
僕が納豆嫌いを克服できたのは、「におわ納豆」という小さなきっかけからでした
無理に「臭い納豆好きにならなきゃ」とプレッシャーをかける必要はありません
匂わないやつ試したらええから
納豆嫌いなお子さんも、におわ納豆にするとチャンスがあるかも知れません
数十年匂いが無理と言っている大人の方も、におわ納豆の匂いには耐えられると思ったら、少しずつ試してみるのをお勧めします
ちなみに、販売元のミツカンは非上場らしい
あったら株買ってるな
以上参考になれば幸いです
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