万博で見た“未来の農業”に心を打たれて
先日、大阪・関西万博の展示でクボタのスマート農業ブースを見てきました
正直、「農業ってここまで進化してたん?」と驚かされました。
農業経営ゲームみたいなんも面白かったです
それと農業機械がカッコよかったです
デザインが無骨で良い
力強くそれでいて流線型で、なんとも言えない美しさがありました。

展示を見ながら、クボタの株価を調べてました
投資してみようかなと調べているうちに、やたら名前の出てくる海外企業がありました。
その名も ジョンディア(Deere & Company)
アメリカの農業機械メーカーで、世界シェアNo.1
緑と黄色のトラクターで知られ、世界中の農業現場で“神格化”されている存在らしい
「ジョンディア? その会社、今まで知らんかった……」
クボタも全然投資先として見たことなかったです
投資対象として比べてみたくなるのも自然な流れでした。
クボタ vs ジョンディア:投資目線で比較してみた
Chat GPTさんにお願いします
項目 | クボタ(6326) | ジョンディア(DE) |
本社 | 日本・大阪 | 米国・イリノイ |
時価総額 | 約3.5兆円 | 約$1500億(約24兆円) |
PER | 約11~13倍 | 約14~16倍 |
配当利回り | 約2.5~3.0% | 約1.2~1.4% |
株主還元 | 配当+自己株買い(やや保守的) | 配当+積極的な自社株買い |
株価トレンド | 営業利益悪化で軟調(割安) | 利益減も予想上振れ、底打ち感 |
業績見通し | 海外建機在庫の減少で通期減益見通し | 通期利益予想は維持、米国投資加速 |
為替の影響 | 円高でマイナス | 強いドルが業績サポート |
ブランド力 | アジア中心、小型機に強み | 世界最大、特に北米と欧州で圧倒的 |
スマート農業技術 | KSASなど導入中 | 自動運転・AI農機などで先行 |
株の買いやすさ | 円建て、少額で買える | ドル建て、1株$500超で約8万円必要(円安リスク) |
ジョンディアでかい
クボタの7倍くらい時価総額あるやん
ジョンディアとは?
項目 | 内容 |
設立 | 1837年(アメリカ・イリノイ州) |
事業内容 | 農業機械、建設機械、林業機械、ディーゼルエンジン、精密農業ソリューションなど |
世界シェア | 農業機械で世界シェア No.1。特にトラクター、コンバインで圧倒的存在感 |
ブランド力 | 「緑と黄色のロゴ(鹿マーク)」は、世界中の農業・農村地域で象徴的存在 |
ランキング | フォーチュン500、グローバル・サステナビリティ企業ランキング常連 |
スマート農業 | 自動運転、GPS連携、クラウド管理など最先端技術を積極導入 |
「農機のトヨタ」+「農業版テスラ」的ポジション?
古くて堅実な企業体質を持ちつつも、未来的な技術投資にも積極のようです
そんあん言われると株買いたくなるなー
自分はMagnificent Sevenとかパランティアとか有名どころしか知らんなとしみじみ思う
学習が足りない・・・
世界シェアについて
ジョンディアは「大馬力・大型農機械」領域で特に強く、トラクター・コンバイン等で北米・欧州を制覇
クボタは「小〜中型農機」に強く、国内外(アジア・日本市場)で高い支持。
- ジョンディア(Deere & Company):
世界最大手で、2021年時点で約16.1%の売上シェアを占めており、農機市場で圧倒的トップ - クボタ:
同じく2021年では世界3位。シェアは約8.2%と二番手グループの中でも上位に位置
日本国内シェア
- クボタは農林水産省の資料でも明確に、国内市場でシェア約35%を継続し、国内トップメーカーとしての地位を占めています
- 2位はヤンマーで約21%、3位以降はイセキなどが続きます
ジョンディアは世界最大級の圧倒的リーダー企業であり、クボタは「世界3位・日本トップ」という堅実な地位を確立しています。
日本市場では圧倒的ですし、海外市場でも「小型農機」の強みを活かして十分競争力があります。
クボタの株価推移
最近の株価トレンドと推移
- 直近1年:約 +8 %高値から –30 %の大幅下落を経験(最高2,338円 → 最安1,460円)
- 年初来:2025年1月高値(約1,995円)から約20%下落し、現在は1,569円前後と横ばい圏で推移中 。
- 直近数ヶ月:6月は1,600〜1,570円台で軟調。週単位でも約–2.4%、月単位では–4.8%と弱含み
良くない
なぜパフォーマンスが停滞?
- 2025年第1四半期決算で営業利益が大幅減(–40%)と減益懸念が強く
- 北米での機械の在庫調整が続き、市場の業績回復期待が後退。
- 投資熱が一巡し、割安感による買い戻しの動きも限定的。
などなど
関税の影響もあるでしょう
今のクボタ株、chatGPTはどう見る?
- 短期:慎重スタンス
減益トレンドと在庫調整の影響が続く中で、株価の底打ちにはまだ時間がかかる可能性があります。 - 中長期:押し目として検討の余地あり
配当利回りは約3.2%と魅力的で、PERも9倍前後とバリュー評価圏です 。在庫調整後は業績反発の期待もあるため、回復初期で仕掛ける戦略が考えられます。 - テクニカル指標:RSIは中立〜若干売られ過ぎ傾向。短期的な反発の可能性と、さらに下落するリスクが混在しています
自分の投資スタイルは長期投資なので、いつか株価上がるやろと思うし、今が買いのタイミングに思える
スマート農業の未来を本気で信じるなら、むしろ“今こそ仕込むタイミング”なんちゃうか?」っていう思い
クボタの株価はあんまり元気がありませんが、純粋に応援したいと思ったね
クボタが今取り組んでいる「スマート農業」は、未来の社会インフラそのものだからです。
いまの株価には、スマート農業の将来性は織り込まれていないのかどうなのか?
少しでもいいからポジションを持っておこうと思った次第・・・
でもジョンディアかどっちか悩むけどね
最後に:万博の展示がきっかけで投資行動につながる
クボタのスマート農業の展示を見て、
「この会社の未来に乗っかってみたいな」って自然に思った自分がいました
自分の目で見て、「これからの農業って、こうやって続けていくんや」って実感できた
と同時に投資行動に繋がった
クボタも調べるし、派生してジョンディアも知ることができた
スマート農業関係も調べるようになった
株をやっているとこういう目線でも楽しめて非常に良い
さて、農業従事者の数、高齢者が進む中で避けられない未来な気がします
スマート農業って「かっこいい技術」だけじゃなくて、
「人が足りない日本で、農業を続けられるようにする」っていう社会の存続そのものの話なんですよね。
農業従事者の平均年齢は70歳近く、あと10年経てば、耕作放棄地はさらに広がります。
人手じゃもう間に合わない
じゃあどうする?
その答えをスマート農業が持っていると思いました
以上参考になれば幸いです
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