巨大な祭り、1970年もこんな感じだったのかと想像する
万博の歴史や、1970年EXPOの本を読みはじめました
太陽の塔の誕生秘話と、岡本太郎氏の感想とかめちゃくちゃおもろいし
1970年EXPOの他のパビリオンを本で読んで、今見てもおもろい
大阪に住んでいたが、万博のことってあんまり触れられないていうか、人から聞かへんかった
授業でもやってもいいくらいの話であるが・・・
これは万博に行く理由をかいた記事です、参考までに。

過去のパビリオンをAIで作成してみました
昔は企業のパビリオンがやたら多い、そして力の入り方すごい
古河パビリオンとか7重の塔を現代の技術で再現

これは松下館、これもめっちゃ良い
太陽の塔以外も結構ぶっ飛んでる

ガスパビリオンや電力館や住友館は55年前も出展している


ガスパビリオンはAIで作ったから目がなくなったけど、本当は顔っぽいパビリオンです
これはソ連館

人気パビリオンやったらしい

これはスイス館、今回のと全然違うな
光の木らしい、表面をアルミニウムで覆っていたらしい
夜間は綺麗かったそう
どのパビリオンもデザイン攻めてていいよな
それは今回の万博でもいろんなパビリオンの形があっておもろい、大屋根に登って上から見てもおもろい
国じゃなく州も出展していることに気づいた
ブリティッシュ・コロンビア州館とかハワイ州もある
象牙海岸共和国ってどこやねんと思った
コートジボワールのことらしい
さて、万博の歴史を見ても1970EXPOはトップクラスの成功であった
下記図を見てもわかるが、1970年のEXPOは日本人口の半分が訪れた計算になる
以降は上海万博が最高であるが、中国の人口を考えた場合、人口の10分の一くらいか
国民の熱狂度で考えた場合は1970EXPOは突出しているように思える
年・場所 | 総入場者数 | 備考 |
1851 ロンドン(初代) | 約6百万 | 工業製品博覧会の始まり |
1889 パリ(エッフェル塔) | 約3,200万 | フランス近代の象徴 |
1967 モントリオール | 約5,000万 | 北米での成功例 |
1970 大阪 | 6,421万 | 世界史上初のアジア開催、圧倒的記録 |
1992 セビリア | 約4,000万 | スペイン復興万博 |
2000 ハノーバー | 約2,500万 | テーマ性重視も低調 |
2010 上海 | 7,300万(史上最多) | ただし国策動員・短期集中型 |
2020 ドバイ(2021–22実施) | 約2,400万 | パンデミック下での制限あり |
2025EXPOには何回も足を運んでいるが、日に日に盛り上がりがすごくなっている
9月を超えるとほぼ20万に近い入場者が連日来ている
お土産物に1時間は並び、それでも飛ぶように売れる
会場でなくても、大阪駅、新大阪駅でも並んでいる
景気が悪いとは微塵にも思えない・・・日本人は豊かでは・・・?
ぬいぐるみもキーホルダーもそこそこの値段がするがみんな爆買いしてる
黒みゃく三千円くらいした
海外レストランもインフレ価格と思うが、連日満員
アフリカンレストランもめっちゃ混んでる
日本人は万博のおかけでインフレに体と頭がなれたんちゃうか
異常事態で非日常感満載であり、熱狂という言葉が最も相応しいと思う
参加国・来場者の比較
項目 | 1970年 | 2025年(予定・見込み) |
参加国・国際機関 | 77か国 + 4国際機関 | 約160か国、9国際機関など |
パビリオン数 | 118館 | 188館? |
会場面積 | 約 330 ha | 約 155 ha |
累計来場者 | 約 64,218,770 人 | 約 28百万(2,820万人想定) |
入場者の内訳(外国人比率等) | 日本人:6,251万人、外国人:約170万人 → 外国人比率約 2.6 % | – |
面積は圧倒的に1970の方が大きいことがわかる
参加国は55年も経つとかなり増えている
「大屋根」— 世界初の巨大空間構造の歴史
1970年万博の大屋根の正式名称は「お祭り広場大屋根(Festival Plaza Roof)」
昔にも大屋根は存在したのは知らなかった
太陽の塔は、この大屋根を突き抜ける形で設置されており、
地上・地下・空の「三層の世界」を象徴する構図
後から大屋根の真ん中に太陽の塔を突き抜けさせた、と書いてて色んな人ドラマがあったやなと思った
2025年万博の「大屋根」 Grand Roof(リング)
円形(リング状)、約 6.1 万 ㎡(世界最大級木造建築)、木材(環境配慮・国産材利用)
自然・生命・共生の象徴で、パビリオン群をつなぐ回廊・空間装置
ひと目見たら圧巻、すごい建築物である
また涼しい日は上で歩くと気持ちが良い
ドローンや花火も上から見ると非常によく見える
今も昔と変わらないもの
「バッファロー作戦」とは(大阪万博・1970)
少しでも早くと入場ゲートから目当ての展示へと走る客の転倒時を防ぐために、警備隊員が集団の先頭に立って手を繋いで駆け出しを防ぐ作戦らしい
今回も開場ダッシュしてる人もいるし、人間って今も昔も変わらないなと思ったwww
反博について
開幕当初、トイレ問題、メタンガスなどのネガティブキャンペーン祭りだったのは記憶に新しい
今はそんなのも微塵に感じさせない
1970年も反博という言葉があったという記述を見た
反権力の立場をとるものにとっては攻撃対象であったとのこと
今と全然変わらへんやん
一晩を万博で過ごす人々
2025EXPOでも電車のトラブルで会場で一夜を過ごすことがあった
前日に万博に行ってたから、惜しかった
でも子供連れやと大変やから遭遇せんでよかった気もする
このイベントは1970年にもあったようで、最高入場者数を記録した9月5日にあったらしい
人多すぎて輸送力増強の緊急対策を行なったけど五千人くらいは会場内で過ごしたとのこと
今回も1日だけであるが、似たようなことは起きるもんだなと感じる
まとめ
2025年万博を機に過去の万博も調べてみました
今までの博覧会の記録、歴史は知るとまた違った楽しみ方ができるかもしれません
前回万博の記録で一番すごいのは会場での出産が一人いることですかね
あと落とし物の拾得合計金額は5000万近くあったとか・・・
もう少しで2025EXPOも終わってしまいますが、できる限り参加したいものです
以上参考になれば幸いです
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