医師の節税、資産形成について

株・投資

金融知識が乏しい医師は完全にカモネギです

私自身の戒めでもありますが、そう自覚した方が良いです。

それは置いといて本題ですが、税金が高い・・・半端ないと思う今日この頃。

医師は収入では優れているように思われるが、正味の時間給はどこまでかはわからない。

確かに35歳くらいまでは他の業種よりも良いかもしれません。

年々と給料が上がっていくわけではなく、常勤になると大体頭打ちな印象があります。

あとは部長職などになればプラスになるのだろうけど。

私は医局関係なく転勤を繰り返していたので、ボーナスは10万円ということもありました。一般企業の方の方がボーナスは余裕でもらっていることも多いのではないでしょうか。

収入はある程度ありますが、土日の出勤や当直業務もあり、労働時間は意外と多い。

外来の予習や、疾患の勉強、論文の執筆など、給料に反映されない時間も消費していると思います。

割と仕事しているのに、税金だけはとっていかれる。

家庭を持つとワークライフバランスも意識しますよね。

ワークライフバランス突き詰めると、なんのために仕事しているのか考えます。

家庭との時間を犠牲にしても仕事に邁進される方もいらっしゃいますし、人それぞれではありますが。

最近流行の週4勤務に近いことをしたいので、いろいろ試行錯誤しています。

別に仕事は嫌いではないのですが、当直はしんどいですし、週5日も働きたくない。笑

資産形成や節税などできることを考えていきたいと思います。

医師の節税について

まずは開業医か勤務医かで大きく違ってくると思います。

これは大きな問題で、開業医であれば最強の技である経費を使うことができる。

実際の収入を修飾することができます。これは非常に重要な概念です。

今回は勤務医にできることを考えていきたいと思います。

●勤務医にできる節税

と言っても正直あんまりないです。このあんまりないっていうのを理解しているかも重要です。騙されなくて済みます。

新築ワンルームマンションは節税になります、っていうのは今の時代もあります。

一瞬の節税になるかもしれませんが、長期には大半が損をすることがあるので、絶対値上がりするもの以外には手をださない方が賢明と思います。

最低限やっておきたいのはiDeCOとふるさと納税でしょうか。

というかこれくらいしかない。笑

iDeCOは、掛け金のすべてが所得控除の対象となり、運用益のすべてに税金がかかりません。

やってて損はないとは思います。

故郷納税は医師の場合は結構金額が使えるので、普通の税金を払うよりは日用品や食料品、家電をもらえますので、生活費の軽減に役たつと思います。

NISAも節税といえば節税かもしれません、私は積立NISAで全世界株を買ってます。

多分簡単にできてリターンが多いのはこれくらいと思います。

ペーパーカンパニーはどうなのか?

副業ブームの中、ペーパーカンパニーを持つことはよく耳にすると思います。

勤務医として考えてみましょう。

本当に名前だけの会社を作ったとします。会社を作ること自体はネットで調べたら比較的簡単にできると思います。

そこに勤務先の給料だけを入れて、経費を使い所得を圧縮することを考えてみます。

というか一回考えてみました。笑

節税になりそうですが、これは過去の判例で確か負けていたはずです。

そもそも勤務先がそこに給料を振り込んでくれるか、柔軟な対応をしてくれるなら可能ですが、そのハードルもあります。

ここである程度の事業をすることを考えてみると、何が浮かぶでしょうか?

おそらく不動産が第1候補になると思われます。

医師で、ペーパーカンパニーではなく、不動産業としての会社を設立し、節税をされている方は多いのではないでしょうか、あくまで推測ですが。

不動産はどうなのか考えてみる。

私自身は諦めました。

余程信頼できる知り合いがいて美味しい物件を手に入れることができる人。

国試の勉強をもう一回するくらいの気持ちで不動産の勉強ができる人。

もともと地主。

の方々はおすすめします。

不動産を購入することは簡単と思いますが、それでプラスの収入を得るというのは非常に難しいのではと思います。

少なくとも医療の片手間にやると幸運でない限りは、高い確率でマイナスを引いてしまうと思います。

土地や家は提出書類も多く、かなり日中の時間をさきます、役所に行かなければならないことが多くなりますので、平日業務が忙しいとなかなかその時間を作るのも大変と思われます。

なぜ不動産投資を諦めたのか

不動産は不動産投資で不労所得だと言われていますが、勉強すればするほど完全に不動産業務で不労ではないと感じました。

自分でコントロールできない要素+様々な管理が必要で実際は自分が動く時間もある程度いる。

不動産は結果的に諦めたけど真剣に事業をと思ってましたので、どんなことをしていたか記載します。

楽待という不動産サイトに登録し、実際の大家さん達のコラムを毎日読んでいました。

また他のサイトなどでも物件を毎日見ていました。

物件の相場の確認、購入した場合のシュミュレーションもしておりました。

10冊以上は不動産関連の本を読みました。

また税金関係やFPなどの勉強で金融の基礎知識を学びました。

管理会社の選定やリフォームの相場の確認、中古戸建てでいくのか、マンションを新築するのか、中古マンションでいくのか、などなど。

結構勉強しましたが、不動産業は現時点ではしないと決めました。

不動産を諦めるという選択もありなのかと思います。

私自身は株や投資信託をしていますので、それは後日お話します。

まとめ

勤務医の節税としては、

iDeCO、故郷納税、NISAくらいしか有用なものはありません。

やってないならやることをおすすめします。

不動産は興味ある人はやってみるのは良いと思いますが、リスクやリターン、どれくらい時間をさけるのかを考えた方が良いと思います。

私の経験が参考になれば幸いです。

最後に金融知識を得るには、今はyoutubeやSNSでも十分と思います。

参考書籍としては、


本当の自由を手に入れるお金の大学

不動産業に興味ある人は、


正直不動産(1) (ビッグコミックス)

漫画ですが、入門としては良いのでないでしょうか。

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