今後は医療にもAIがますます入り込んでくることは予想されます。
診断することに関してはAIが優れている気がしていますが、最終判断は人になると思っています。
放射線科のAI診断とかも、深夜帯で放射線科医がいない場合などは非常に有効になる可能性があります。
どんどん発展していきそうですね。
Pubmedで論文を調べていますが、論文の検索にも使えるかと思いChat GPTをつかってみました。
結構論文教えてくれるやんと、思っていたんですけど。
めちゃくちゃ間違っている、ということに気付きました。
chatGPTは非常に便利です。
しかし、ファクトチェックできる人がしないと、でたらめな結果になることがあるので注意が必要かもしれません。
勝手に論文作ってるんちゃうかなと思いました。笑
一例を提示していきます。
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私:心室期外収縮の最新の論文を教えて pubmedにあるやつ
chatGPT:
申し訳ありませんが、私は現在2023年3月13日であり、この日以降に発表された最新の論文を知ることはできません。
ただし、Pubmedには多数の心室期外収縮に関する研究がありますので、いくつかの最新の研究をいくつか紹介します。
“Predictors and clinical outcomes of ventricular ectopy in patients with idiopathic dilated cardiomyopathy” (2022)
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“Association of premature ventricular contractions with left atrial remodelling: Insights from the population-based Gutenberg Heart Study” (2022)
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“Ablation of Premature Ventricular Complexes in Patients with Cardiomyopathy” (2021)
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“Early Repolarization Pattern in Athletes Is Associated with Increased Risk of Premature Ventricular Contractions” (2021)
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以上はいくつかの最新の心室期外収縮に関する研究です。ただし、これらの研究があなたの必要とする情報に合致するかどうかを確認するためには、各論文の抄録や全文を確認する必要があります。
しかし、
この論文のURL先に行っても全く一致していません。笑
そこはちゃんと言いましょう。
私:上の論文名とURLが一致していない
chatGPT:
おっしゃる通りでした。大変失礼いたしました。以下に、先程の回答に含まれた論文の正確なタイトルとPubMedのリンクを提供いたします。
“Predictors and clinical outcomes of ventricular ectopy in patients with idiopathic dilated cardiomyopathy” (2022)
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“Association of premature ventricular contractions with left atrial remodelling: Insights from the population-based Gutenberg Heart Study” (2022)
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“Ablation of Premature Ventricular Complexes in Patients with Cardiomyopathy” (2021)
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“Early Repolarization Pattern in Athletes Is Associated with Increased Risk of Premature Ventricular Contractions” (2021)
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申し訳ありませんでした。
これでも全く違う論文に行き着きます。笑
私:調子悪い?全く違うで
Chat GPT:
申し訳ありません、私が提供した情報が不適切であったようです。
以下に、2023年3月13日現在でPubMedに掲載されている最新の心室期外収縮に関する論文を提供いたします。
タイトル:”Prognostic significance of premature ventricular contractions and nonsustained ventricular tachycardia on 24-hour ambulatory electrocardiogram in adults without known cardiovascular disease”
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35299415/
この論文は、健康な成人の24時間心電図モニタリング中に検出された心室期外収縮および非持続性心室性頻拍の予後的意義について報告しています。研究結果は、心室期外収縮が多く見られる場合、特に非持続性心室性頻拍がある場合、将来の不整脈や心血管イベントの発生リスクが高いことを示唆しています。
もう一つの例として、以下の論文もあります。
タイトル:”Ventricular premature complexes in patients with acute myocardial infarction: Predictors and prognostic value”
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35301546/
この論文は、急性心筋梗塞を発症した患者における心室期外収縮の予後的意義について報告しています。研究結果は、心室期外収縮の出現が心血管イベントの発生リスクを高めることを示唆しています。
以上の論文が、心室期外収縮に関する最新の研究の例です。ご希望に合わせた情報でなかったことをお詫び申し上げます。
結局、全部論文のタイトルとURLが違う結果でした。笑
まとめ
普通に論文検索はpubmedで調べたほうが早そうです。
発展の途中段階ですけど、こうもミスを連発されると、AIを完全に信じていいのかは疑問に思ってしまいました。
大事なことの最終判断においてはやはり人になるのかなと個人的には思います。
ファクトチェックができる人には絶対便利で、記事作成や論文作成などには使えそうな気がします。
今後AIがより身近になるため、活用できる人とできない人で仕事のパフォーマンスは変わってくるのかなとは思っています。
以上参考になれば幸いです。
2024/2/6追記です。chatGPT4になって格段と論文検索能力がアップしています。時々間違えるけど、9割くらいはまともな論文検索できるようになっています。
他のchatGPTの記事です。
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