投資についても記事を作っています。
国内債券についての記事です。
失敗談もありますので参考にしてください。
さて、債券投資のデメリットとして低いリターンが挙げられます。
すなわち比較的低い利回りが期待されます。しかし個別株に比べると安心度は高い。
ローリスクローリターンでしょうか。
日本国債は利率が低いので気にならないのですが、アメリカ国債かなり高くないですか?
株の標準リターンが年4-8%とすると、
アメリカ国債は4%前後ですので、普通に高いパフォーマンスです。
高配当株投資と投資信託をやっているのですが、債券は手を出したことはありませんでした。
アメリカもデフォルトする可能性は低いと思いますが、米国債の利回りは高いです。
以下はSBI証券のサイトから引用していますが、
トルコリラ建債券とかすごい利回りですね。
国債か社債か悩みましたが、社債を購入したので、債券について初心者の私が学習してみました。
そもそも債券とは?
債券は、企業や政府が資金調達のために発行する有価証券であり、投資家はその債券を購入することで、発行元から利息収入を得ることができます。
債券には、発行元によって異なる特徴があります。
政府が発行する国債は信用力が高く、リスクが少ないため、安定した利回りが期待できます。
債券のメリットとしては、比較的安定した利回りが期待できること、元本が返済される安心感があること、投資家にとってのリスクが限られることが挙げられます
債券の価格は、発行元の信用力や金利動向などによって変動します。
金利が上昇すると、債券の価格は下落します。
発行元の信用力が低下すると、債券の価格も下がります。
債券の種類
国債:国が発行する債券であり、信用力が高く、リスクが少ないため、比較的安定した利回りが期待できます。また、税制優遇措置がある場合もあります。
社債:企業が発行する債券であり、発行企業の信用力によってリスクや利率が異なります。また、償還期間が短いものから長いものまで様々な種類があります。
公庫債:公庫が発行する債券であり、国の補助金や担保などを活用することで、比較的安定した利回りが期待できます。
ハイイールド債:発行元の信用力が低い債券であり、高い利率が付く代わりにリスクが高い債券です。
米国債:アメリカ合衆国が発行する債券であり、世界中で広く取引されている債券の一つです。米国債の金利が上昇すると、世界中の金利に影響を与えることがあります。
個別株、投資信託、債券のメリットデメリットは?
【個別株】
メリット:
高いリターンを期待できる。
投資家が自由に株式を選択できるため、自己の判断で優良銘柄を選ぶことができる。
決算発表などの情報を元に、投資家自身が詳しく分析できる。
長期的な投資により、資産の成長を期待できる。
デメリット:
株価の値動きが激しいため、リスクが高い。
株式投資においては、投資家自身の知識や経験により、投資成果が大きく左右される。
単一の企業に投資するため、その企業の業績によっては大きな損失を被る可能性がある。
【投資信託】
メリット:
投資家は、プロの運用チームにより、資産の運用を任せることができる。
投資信託は、多数の銘柄を保有することができるため、リスクを分散できる。
投資家は、少額から投資が可能である。
業界によっては、運用成績により投資家に還元される手数料割引制度がある。
デメリット:
運用チームの能力によって成果が大きく左右されるため、リスクがある。
運用コストがかかるため、投資家にとっては割高になることがある。
投資信託の運用方針や投資対象国・地域などが投資家の要望に合わない場合がある。
【債券】
メリット:
安定した利回りを期待できる。
債券投資により、リスクを抑えながら収益を得ることができる。
発行体が信用力のある大手企業や国家の場合、デフォルトリスクが低い。
債券投資には、様々な種類があり、投資家のリスク許容度や投資目的に合わせた投資が可能である。
デメリット:
利回りが比較的低い。
長期的な投資によっては、インフレーションリスクがある。
発行体の信用力によっては、デフォルトリスクが高くなる場合がある。
債券投資においても、金利の変動や為替リスクなどの市場リスクがある。
債券の為替リスク
債券投資において為替リスクが発生する具体例は外貨建て債券への投資です。
外貨建て債券への投資は、為替リスクがあるため、為替変動により債券の元本や利回りが変化します。
日本円で発行された米ドル建て債券に投資した場合、為替レートの変動によって元本や利回りが変動します。
為替レートが円安に動いた場合、ドル建て債券から得られる利回りは高くなりますが、為替レートが円高に動いた場合、元本や利回りが減少する可能性があります。
その他のリスク
信用リスク:債券発行元の信用力によって、債券価格や利率に影響を与えるリスクです。
発行元が信用力が低くなると、債券価格が下落したり、利率が上昇したりする可能性があります。
流動性リスク:債券の売買が困難であったり、取引が成立しなかったりするリスクです。特に、発行元の信用力が低い債券や市場が不安定な時期には、流動性リスクが高まることがあります。
債券のインフレリスクとは?
債券のインフレリスクとは、インフレーションが発生した場合に債券の価値が減少するリスクのことを指します。
具体的には、発行された債券の利回りが固定であるため、インフレーションにより物価が上昇し、利回りがそのままの場合、実質的な利回りが低下することになります。
例えば、ある発行体から発行された債券の利回りが3%であり、その後インフレーション率が2%上昇した場合、実質的な利回りは1%に低下します。つまり、物価上昇によって実際に手元に残るお金の価値が下がるため、債券の価値が減少するということです。
インフレに強い資産とは?
商品
インフレが発生した場合、物価が上昇するため、物価の上昇に伴って価値が上昇する商品に投資することができます。例えば、金や原油などの商品は、インフレに強く、価格上昇の要因となる需給バランスや市場ニュースに敏感なため、インフレ時には需要が高まります。
不動産
インフレ時には、物価が上昇するため、不動産価値も上昇する傾向があります。また、不動産は、地域経済の発展や人口増加など、地域的なファンダメンタルズによっても価値が左右されるため、安定した投資先となります。
株式
インフレが発生すると、企業の利益が上昇することが多いため、株式投資はインフレに強いとされます。ただし、企業の業績によってはインフレに左右されない場合もありますので、業種や企業の選定が重要となります。
インフレ連動債
インフレ連動債は、発行体によってインフレ率に応じて利回りが調整されるため、インフレに強いとされます。
ゼロクーポン債
ゼロクーポン債は、発行時に割引された額面で発行され、債券の所有者は、償還時に額面金額を受け取る債券です。つまり、債券発行者は、債券の所有者に対して利息を支払うことはなく、代わりに、発行価格と償還価格の差額が利子の代わりとなります。
例えば、1年間の満期を持つ1000ドルのゼロクーポン債が発行され、発行価格が800ドルである場合、債券の所有者は1年後に1000ドルを受け取ることができます。この場合、800ドルから1000ドルまでの200ドルが利子の代わりとなります。
実際に社債を買ってみた
SBI証券を使ってますので、SBIで購入しています。
発行元は三菱UFJフィナンシャル・グループ 米ドル建債券。
金利5%。
結構高くないですか?
三菱UFJフィナンシャル・グループは発行元としては信頼できるでしょう。
と言いながら最近はアメリカでは銀行の破綻もニュースになっておりますので、全く安全かは分かりませんが。
このまま金利の目立った上昇なければ、年5%の利息がついてくるわけですからリターンとしてはありと思います。
償還時円高だった場合は、為替で損する可能性があるので、そのまま米ドルのままで置いておこうと思っています。
証券会社のホームページで、個別株購入と変わらんくらいにシンプルに購入できますね。
債券の方が、指値がない分よりシンプルに購入口を記入するだけで問題ないです。
ちなみに日本国債は、
こんな感じなので、今回は見送っています。
低すぎでは・・・。
米国債も検討しましたが、今回は上記の社債にしました。
米国国債は、世界で一番安全な債券とされています。米国が破綻しない限りですが。
米国が破綻したら世界は傾いている気がします。
日本国債より利回りは圧倒的に高いです。
米国債と日本国債を比べたら圧倒的に米国債の方が魅力に写ってしまいます。
為替リスクくらいでしょうか。
米国債も検討していきます。
まとめ
債券について、まとめました。
債券は値動きも小さく、比較的安定した資産です。
デフォルトリスクと為替リスクと金利リスクを考慮する必要はあります。
個別株や投資信託の方が高いリターンを狙えると思いますが、守りとしてポートフォリオ的に債券を少し混ぜても良いのかなと思いました。
債券の選択肢もありと思います。
以上、参考になれば幸いです。
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