心臓に良い食事とは? 地中海式食事などを検討した論文について

健康・減量

最近はChat GPTについてばかりの記事になっており、本来の健康に関することが疎かになっておりました。久しぶりに健康なテーマで行きたいと思います

ちなみにこの絵はミッドジャーニーで作成しました。

Diet, beautiful woman ,animeと入力するだけで作成しています。

AIはすごいですね。言語入力だけですからね。

さて、私自身は簡単な糖質制限は継続しております。

糖質制限ダイエットは、体重減少や血糖値の改善に効果があることが多くの研究によって示されていますが、一方で、低脂肪ダイエットや地中海式食事も健康的な食事法として注目されています。

低脂肪ダイエットや地中海式食事も最近ではよく耳にしますね。

低脂肪食とは?

脂肪を制限した食事法であり、心臓病や高血圧、肥満などのリスクを低減するために推奨されます。

この画像もミッドジャーニー でlow fatと入力して作成しています。

低脂肪食は、油で揚げたものや、肉の脂身など、高脂肪の食品を避け、代わりに低脂肪の食品、例えば鶏肉や魚、豆類、果物、野菜、穀物などを中心に摂取することを推奨します。

低脂肪食は、体重を減らすためにも効果的であり、健康的な生活習慣を取り入れることができます。

地中海式食事とは?

心臓病、がん、糖尿病、アルツハイマー病などの慢性疾患を予防するために推奨されます。

地中海食は、低脂肪食と同様に脂肪の摂取量を制限しますが、代わりに健康的な脂肪、例えばオリーブオイル、ナッツ、種実類、アボカド、魚介類などを中心に摂取することを推奨します。

地中海食は、果物、野菜、豆類、穀物、ハーブ、スパイスを豊富に含んでいます。この食事法は、抗酸化物質や食物繊維を摂取することにより、健康に良い影響を与えます。

地中海食は、赤身肉、加工肉、砂糖、バター、加工食品などを制限することも推奨されます。

今気になっている食事について簡単に説明しました。

地中海式とかめちゃくちゃ興味あるんですが、コストがかかりそうですね。

今回の論文

Comparison of seven popular structured dietary programmes and risk of mortality and major cardiovascular events in patients at increased cardiovascular risk: systematic review and network meta-analysisが今回気になった論文です。

今回取り上げた論文は、さっきの食事を含んだ7つの食事プログラムでの心血管イベントを検討しています。

各々の食事は低脂肪食、地中海式 超低脂肪、ほぼ通常の脂肪食、低脂肪と低ナトリウムの組み合わせ、オーニッシュ、プリティキン、となっています。

オーニッシュ、プリティキンって何?笑

オーニッシュ食事とは?

オーニッシュ(Ornish)とは、健康的な生活を促進するための食事法および健康プログラムの名前です。このプログラムは、米国の医師であるディーン・オーニッシュ博士によって考案され、彼の名前にちなんで名づけられました。

オーニッシュ食事法は、低脂肪、低コレステロール、低ナトリウム、高繊維の食品を中心に構成されます。肉、チーズ、バターなどの高脂肪・高コレステロール食品や、塩分が多い食品は制限されます。また、野菜、果物、全粒穀物、豆類、魚介類などの健康的な食品を多く摂ることを奨励します。

オーニッシュプログラムは、食事だけでなく、運動やストレス管理、禁煙などの健康的な生活習慣の改善も含まれています。このプログラムは、心臓病、高血圧、糖尿病、がん、ストレスなど、様々な健康上の問題に対して効果的であるとされています。

プリティキン食事とは?

プリティキン(Pritikin)は、健康的な生活を促進するための食事法および健康プログラムの名前です。このプログラムは、米国の医師であるネイサン・プリティキン博士によって考案され、彼の名前にちなんで名づけられました。

プリティキン食事法は、低脂肪、低コレステロール、低ナトリウム、高繊維の食品を中心に構成されます。

肉、チーズ、バターなどの高脂肪・高コレステロール食品や、塩分が多い食品は制限されます。また、野菜、果物、全粒穀物、豆類、魚介類などの健康的な食品を多く摂ることを奨励します。

プリティキンプログラムは、食事だけでなく、運動やストレス管理、禁煙などの健康的な生活習慣の改善も含まれています。このプログラムは、体重管理、心臓病、高血圧、糖尿病、がん、ストレスなど、様々な健康上の問題に対して効果的であるとされています。

一応この論文での食事の定義はこれになっています。

Comparison of seven popular structured dietary programmes and risk of mortality and major cardiovascular events in patients at increased cardiovascular risk: systematic review and network meta-analysis

いろんな食事があるんだなって終わってもいいんですが、結論書いときます。

Mediterranean dietary programmes proved superior to minimal intervention for the prevention of all cause mortality (odds ratio 0.72, 95% confidence interval 0.56 to 0.92; patients at intermediate risk: risk difference 17 fewer per 1000 followed over five years), cardiovascular mortality (0.55, 0.39 to 0.78; 13 fewer per 1000), stroke

(0.65, 0.46 to 0.93; 7 fewer per 1000), and non-fatal myocardial infarction (0.48, 0.36 to 0.65; 17 fewer per 1000). Based on moderate certainty evidence, low fat programmes proved superior to minimal intervention for prevention of all cause mortality (0.84, 0.74 to 0.95; 9 fewer per 1000) and non-fatal myocardial infarction (0.77, 0.61 to 0.96; 7 fewer per 1000).

The absolute effects for both dietary programmes

were more pronounced for patients at high risk.

There were no convincing differences between Mediterranean and low fat programmes for mortality

or non-fatal myocardial infarction. The five remaining dietary programmes generally had little or no benefit compared with minimal intervention typically based on low to moderate certainty evidence.

Comparison of seven popular structured dietary programmes and risk of mortality and major cardiovascular events in patients at increased cardiovascular risk: systematic review and network meta-analysis

簡単に訳しますが、

地中海式食事療法プログラムは、全死因死亡の予防のための最小限の介入よりも優れていることが証明されました (オッズ比0.72、95% 信頼区間 0.56 ~ 0.92; 中間リスクの患者: リスク差 1,000 人あたり 17 人減少、5 年間追跡)、心血管死亡率 (0.55、0.39 ~ 0.78; 1000 あたり 13 少ない)、ストローク(0.65、0.46 から 0.93; 1000 あたり 7 少ない)、および致命的でない心筋梗塞(0.48、0.36 から 0.65; 1000 あたり 17 少ない)。

ストロークは脳卒中のことです。

低脂肪プログラムは、全死因死亡率 (0.84、0.74 ~ 0.95; 1000 あたり 9 人少ない) および非致死性心筋梗塞 (0.77、0.61 ~ 0.96; 1000 人あたり 7 人少ない) の予防に関して、最小限の介入よりも優れていることが証明されました。 .

両方の食事プログラムの絶対的な効果はリスクの高い患者でより顕著でした。

残りの 5 つの食事療法プログラムは、通常、低度から中度の確実性のエビデンスに基づく最小限の介入と比較して、ほとんどまたはまったく効果がありませんでした。

結論は低脂肪食と地中海食のみ効果があったとなります。

やっぱり地中海式の食事も気持ち取り入れたくなりますね。

まとめ

低脂肪食や、地中海式などの食事について記載しました。

最近の論文でも、心血管イベントの抑制を期待されています。

糖質制限+少し低脂肪などのアレンジもいいかもしれませんね。

食生活を変えてみたい方など試してみてはいかがでしょうか。

参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました