臨床医の皆様は、論文投稿することはあると思います。
基本的には上司から情報聞いてとか、有名どころに投稿すると思います。
一回論文を投稿して掲載されると、めちゃくちゃ論文投稿してください、っていうメールが来ます。
その大半がハゲタカジャーナルです。
有名雑誌にそっくりな名前だったりします。
その割にインパクトファクターだけ無駄に高く設定されてたりします。
簡単にいうと掲載料が高く査読が適当であったりと、利益のみ追求しているジャーナルでしょうか?
海外の言い方だと、プレデタージャーナルです。
日本らしく言えば、ぼったくりジャーナルかな。
論文掲載雑誌、サイトはピンキリです。
みんなが知っているJAMAやNEJMなどもあれば、各領域のDrは知っている雑誌もあります。
基本はよくわからん雑誌に投稿することは頻度も少ないと思われますが。
ハゲタカジャーナルかどうか確認するのに、手順はあるので、簡単に説明します。
それすらめんどくさいので最近ハマっているchatGPTに聞いてみました。
ハゲタカジャーナルがなんぞやということの説明から始めていきたいと思います。
ハゲタカジャーナルとは?
正式にはプレデタージャーナルです。
偽の学術誌・学術出版社のことを指し、著名な学術誌や出版社と同様の名前を用いて、高額な掲載料を要求します。
査読などの学術的なプロセスを省略して、学術論文を掲載しています。
プレデタージャーナルは、信頼性が低く、正当な研究成果を評価する上で問題があることが知られています。
最近では、プレデタージャーナルを利用することで、研究者が自身の研究成果を高く評価されることを目的として、不正な方法で論文を出版することが問題視されています。
ハゲタカジャーナルの特徴
- 学術誌や学術出版社を装っていること
- 高額な掲載料を要求すること
- 学術的なプロセスを省略して論文を掲載すること
プレデタージャーナルが高額な掲載料を要求する理由
プレデタージャーナルは、自身が学術的に信頼性のある学術誌であるように見せるために、高額な掲載料を要求することがあります。
論文の掲載者に対して、論文を引用するために追加の料金を請求することもあります。
ハゲタカジャーナルの影響力
学術的信頼性の低下や評価の問題が生じること:
プレデタージャーナルに掲載された論文は、学術的信頼性に欠けることが多く、そのために評価の問題が生じることがあります。
研究成果を評価する指標の一つである「インパクトファクター」は、引用される論文の数に基づいて算出されるため、プレデタージャーナルに掲載された論文が引用されることで、学術的評価に混乱が生じることがあります。
研究者がプレデタージャーナルに投稿することで、その研究成果が信頼性の低いものと誤解されることがあること:
プレデタージャーナルに投稿することで、研究者の研究成果が学術的信頼性に欠けるものであると誤解されることがあります。
これによって、研究者自身の評価に影響を与えることがあります。
ハゲタカジャーナルの認知度や対策は?
- プレデタージャーナルの認知度が低いことが問題であること
- 研究者がプレデタージャーナルを避けるための対策として、学術誌の信頼性を確認することが重要であること
研究者がプレデタージャーナルに投稿する前に、その学術誌が信頼性のあるものであるかどうかを確認することが重要です。このためには、学術誌が適切な査読プロセスを実施しているかどうか、編集者の経歴や信頼性があるかどうか、論文の掲載料が適正なものであるかどうかなどを調べる必要があります。
- 研究機関がプレデタージャーナルを避けるための対策として、公的な評価指標の整備が必要であること
学術団体や政府機関が、プレデタージャーナルに関する啓発活動を行うことで、研究者たちがプレデタージャーナルの存在やその問題点を理解することができます。また、研究者たちが信頼性のある学術誌に投稿することを奨励することも重要です。
ハゲタカジャーナルの見分け方の変遷
Beall’s Listというリストがあります。
私も何回かみたことはあります。
これは、プレデタージャーナルをリスト化することで、学術界における信頼性の低い出版物を警告することを目的としていました。
そのリストが公開されると、一部の出版社がリストに載ることを避けるために、Beall’s Listに対して名誉毀損の訴訟を起こしたり、脅迫したりすることが問題視されるようになりました。
Beall’s Listが公開されると、そこに掲載されているジャーナルや出版社を批判する声が、一方的に高まってしまうことが指摘されました。
さらに、Beall’s Listは完全なリストではなく、プレデタージャーナルに関する問題を抱えているジャーナルや出版社が常にリストに掲載されているわけではないため、完全に信頼できる情報源ではありませんでした。
これらの問題により、Beall’s Listは批判を浴びるようになり、2017年にBeall氏自身によって削除されました。
現在は、代替手段として、Cabell’s BlacklistやDOAJなど、より信頼できる情報源を活用することが推奨されています。
Cabell’s BlacklistとDOAJ(Directory of Open Access Journals)は、それぞれ独自の方法でプレデタージャーナルを特定しています。
Cabell’s Blacklistは、編集委員会や査読プロセス、著者料金の透明性など、多数の観点からジャーナルの評価を行い、プレデタージャーナルをリスト化しています。ただし、このリストは有料のデータベースであり、一般に公開されていません。
DOAJはオープンアクセスジャーナルのデータベースであり、査読プロセスや編集委員会の運営方法、オープンアクセスの実現方法などを調査し、信頼性の高いオープンアクセスジャーナルをリスト化しています。DOAJは一般に公開されており、無料で検索することができます。
プレデタージャーナルは常に新しい名称やURLで登場するため、Cabell’s BlacklistやDOAJに掲載されていないジャーナルでも、プレデタージャーナルである可能性があります。
論文を投稿する前に、ジャーナルの評判や査読プロセスなどを調べることが重要です。
自分に届いたメールのサイトをchatGPTに聞いてみた。
最後に自分に届くダイレクトメールから何件かピックアップして調べてみました。
最初からプレデタージャーナルっぽいのだった。笑
結構あるもんですね。
これはありませんでしたね。最近のものなのかもしれません。
存在すらしていない
ちゃんとした所の場合は、正確に評価してくれています。
時々ちゃんとしたところからメールが来ますね。
まとめ
ハゲタカジャーナルについて簡単にまとめました。
基本的にメールが来るものの大半がハゲタカジャーナルと思っていいと思います。
査読して欲しいっていう連絡もハゲタカジャーナルからくることもあると思いますが、無視でいいでしょう。
ちゃんと調べるとめんどくさいですし、chatGPTみたいに簡単に調べられたらいいですね。
論文投稿するときはくれぐれもお気をつけください。
以上参考になれば幸いです。
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