最近の教育は「考える力を育てる」「文章題で応用力を」など、思考型重視の流れが強くなっている
確かにそれは間違っておらず重要です
しかし九九に限らず、足し算・引き算・かけ算・割り算が反射レベルでできるようになると、
文章題を解くときに「読み解くこと」だけに集中できるようになります
逆に、計算力があいまいなままだと…
「5個のリンゴを3人で分けて、1人あたりいくつ?」
…という簡単な問題でも「5÷3がすぐ出てこないから、前に進めない」
ということが起こります
これは思考力の問題ではなく、単なる“計算力不足”。
そんな中、小学校低学年の塾の内容を見ても結構難しいことをやってる
文章読解能力はむしろ国語の要素もいるので、もう少し難解な概念がわかるような年齢でもいいのではと感じている
ということで、
小学校低学年はひたすら計算と音読と漢字でええんちゃうかと思ってる
文章題ができないのは、“算数が苦手”なのではなく、“国語の理解が追いついていない”からかもしれない、からである
それは、「文章を正確に読み取る力=国語の力」必要だから
「〜を何人で分けます」「〜より何円多いですか?」といった設問文の意味を理解するのに国語力が重要
ということは公文式でええやんってなってるけど
曜日的に行けないので、自分で作り出すことにした

なぜ九九が大事なのか?──“覚えた方がいいに決まってる”理由
九九なんて当たり前
そう思われるかもしれませんが、実は「九九がしっかり身についているかどうか」は、その後の算数・数学の理解力を大きく左右すると感じています
九九がスラスラ出てこない子は、計算が遅いと思う
文章題や図形問題にも計算は必要なことがある
九九が体に染み込んでいる子は、問題の本質(=思考力)に集中できる。
基礎が無意識レベルでできているからこそ、応用の力が伸びるはず。
「計算が速い」は九九の完成度がカギと感じる
九九がパッと出てくる子は、繰り上がり・繰り下がりの計算や分数の約分、単位換算にも強くなります
九九を覚えておくことは、“これから先の数学全体をラクにしてくれる時短投資”と言っても過言ではない
あえてプリントの理由
根性論です
九九は筋トレに近い
スマートフォンやタブレットが当たり前になった今、子どもたちの勉強環境も大きく変わり、九九もアプリで練習する時代
だがしかし
「九九アプリをやらせたはずなのに、気づけばゲームに切り替わっていた」
ということはよくあると思う
九九を本当に身につけるには、集中して、繰り返し、ランダムに問うことが大事
● 紙なら誘惑がない
● 鉛筆を使って書くことで脳が活性化される
● 書き残した成果が目に見えて自信になる
こともプリントの方を推す理由かもしれない
「九九ランダムプリントアプリ」とは?
一瞬でchatGPTに作ってもらう
特徴まとめ:
- ブラウザで開くだけ。アプリのインストール不要
- 毎回ランダムに20問生成(左右に10問ずつ)
- A4印刷に最適化。日付・名前欄付き
- スマホでも表示できるけど、印刷してこそ真価を発揮!
このアプリはJavaScript(HTML)でできているので、ネット環境さえ自由に使えます。
パソコンから開いて「Ctrl+P」でそのまま印刷もOK。
iphoneから使いたかったけど、それは面倒くさくて断念
実際の使い方
- アプリを開く(URLやローカルファイルから)
- 「新しいプリントを作成」ボタンをクリック
- 毎回ちがう問題が20問ランダムで表示される
- そのままA4サイズで印刷
印刷用にデザインされているため、余計なボタンは印刷時に非表示になる設計です。
htmlを記載
<pre><code><!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <title>九九プリント(印刷用)</title> <style> body { font-family: sans-serif; padding: 40px; background-color: #fff; margin: 0; } h1 { text-align: center; margin-bottom: 10px; } .info-line { text-align: left; margin: 10px 0 30px 0; font-size: 1.2rem; } .container { display: flex; justify-content: space-between; max-width: 800px; margin: 0 auto; } .column { width: 45%; } .question { font-size: 1.8rem; margin: 18px 0; height: 2rem; } button { display: block; margin: 30px auto; padding: 10px 20px; font-size: 1rem; } @media print { button { display: none; } } </style> </head> <body> <h1>九九プリント</h1> <div class="info-line">日付:__________ 名前:________________________</div> <div class="container"> <div id="left-column" class="column"></div> <div id="right-column" class="column"></div> </div> <button onclick="generateQuestions()">新しいプリントを作成</button> <script> function generateQuestions() { const left = document.getElementById("left-column"); const right = document.getElementById("right-column"); left.innerHTML = ""; right.innerHTML = ""; for (let i = 0; i < 20; i++) { const a = Math.floor(Math.random() * 9) + 1; const b = Math.floor(Math.random() * 9) + 1; const div = document.createElement("div"); div.className = "question"; div.textContent = `${a} × ${b} = `; if (i < 10) { left.appendChild(div); } else { right.appendChild(div); } } } generateQuestions(); </script> </body> </html> </code></pre>

まとめ:紙の力で集中力を育てよう
九九の習得は、一生モノのスキルであり、一回速くなると、遅くなることはない
四則演算に時間をかけるのはあり中のありと感じる
しっかり九九を“体にしみ込ませる”ことは、後々の算数・数学全体の土台になる、極めて重要なステップである
読み解く力、考える力、応用する力——
そのすべてを発揮するためには、まず「計算が自動でできる」状態が必要。
九九をしっかりやっておくことは、いわば最低限の準備運動であり、学びのスタートライン
だからこそ、遊びの誘惑が少ない紙プリントで、コツコツと。
プリント代はかさむけどwww
以上参考になれば幸いです
コメント