子どもに国語を教えている時に、自分も読解しています
量が少ないので1分もあれば文章は読めます
そんな中、ふと悩んだので考えてみました
自分の過去を振り返ってみると、物語の文章をほとんど読んでなかった
子どもには文章よみなさいって言うけど、まず設問からやってたw
自分以外のやり方は考えたことなかったから、物語読むんや・・・ってなりました
どっちがいいのか、ネットで調べてみましたが、基本は全文読む派が多数な気がする
というか王道
どちらのアプローチもいいと思うけど、お互いのメリットを考えてみる
最初から全文を読むメリット
文脈の理解: 全文を読むことで、文章の流れや脈絡を把握しやすくなります。これにより、各問題に対する答えが文中のどこにあるのかを理解しやすくなります。
総合的な理解: 全体を通して読むことで、文章の主旨や著者の意図をより深く理解できます。これは、文章を正確に解釈するのに役立ちます。
集中力の向上: 最初から最後まで一貫して読むことで、集中力を保ちやすくなり、情報を効率的に吸収できます。
問題ごとの設問を読んでから読むメリット
時間の節約: 特に時間が限られている試験の場合、設問を先に読むことで、何に注目して文章を読めばよいのかが明確になります。これにより、無駄なく効率的に情報を探すことができます。
重点的な読解: 設問に基づいて文章を読むことで、必要な情報に集中し、それに関連する部分を重点的に理解できます。
応用問題への対応: 設問の内容を先に理解することで、文章中のどの情報をどのように応用するかを考えながら読み進めることができます。
どちらの方法を選ぶかは、試験の形式や個人の好みによると思いますが、一般的には、時間が十分にある場合や、深い理解が必要な場合は全文を最初から読むことが推奨されそうですね
一方、時間が限られている試験や、特定の情報を素早く見つけ出す必要がある場合は、設問を先に読む方法が効果的かもしれません
自分は文系ではありませんが、設問からしか読なまないし、文章もほとんど読んでなかったけど、及第点の点数だった気がします
設問から見て一通り埋めて、時間あったら、全文読んで、見直しみたいな感じが一番自分の中では効率が良いと思っています
別に物語を楽しむのではなく、正解を選ぶのですから
そして小学校の問題は、 もちろん例外もあると思いますが、だいたい設問の答えは物語の順番にある気がします
問題が6問あったとして、文章が24行あったとすると、だいたい各問題は4行ずつの間にあることが多い、
だいたい設問見て、文章見ての繰り返しでも結局だいたいの文章は読んでることになります
読書で考えてみる
重要な部分だけを読む、という読み方をする人はいます。
これは特に情報を効率的に得たい場合や、限られた時間内で多くの資料を把握する必要がある場合に見られる読み方です。
このアプローチは「スキミング」と呼ばれますね
特に学術的な文章やビジネス資料の読解において有効な手法とされています。以下に、この手法の特徴やメリット、活用法を挙げてみます。
スキミングの特徴
重要な情報の抽出: 記事や文書の見出し、サブヘッダー、強調されている部分(太字やイタリック)など、重要そうな情報を中心に読みます。
高速読み: 文章を高速で読むことで、全体の概要や主要なポイントを把握します。
選択的読み: 全文を詳細に読むのではなく、目的に合わせて特定の情報だけを読み取る手法です。
スキミングのメリット
時間の節約: 全文を細かく読むよりも時間を節約でき、多くの文書や書籍から素早く情報を得ることができます。
情報の効率的な把握: 必要な情報だけをピックアップすることで、全体の中から特に重要なポイントを効率的に把握できます。
読むべきか判断する: 書籍や文書が自分の目的に合致しているかどうかを迅速に判断できます。
スキミングの活用法
学術的な文献や報告書の予備読み: 研究やレポート作成の際に、大量の文献から関連する情報を迅速に見つけ出すのに役立ちます。
ニュースや記事の速読: 日々の情報収集を効率化し、大量の記事から関心のある話題だけを素早くキャッチアップします。
ビジネス資料の概要把握: 会議資料や業界レポートの重要なポイントを素早くつかみ、詳細な分析や議論のための準備を効率的に行います。
設問から行くっていうのは、スキミングに近いやり方なのか?
でも、読解でスキミングが不向きな場合もあると思っていて
詳細を問う問題: 文章中の特定の表現や細かい情報を問う問題では、スキミングだけでは答えを見つけられないかもしれません。
このタイプの問題には、文章を丁寧に読み込む必要があります。
深い理解を要求する問題: 文章の隠れた意味や著者の意図を読み取るような問題では、文脈全体をしっかりと理解することが求められます。
このような場合、スキミングではなく、詳細な読み込みが必要な気はしています
効率的に情報を得るための戦略として、「結果ありき」や「設問ありき」
医学論文も結果を見てから、統計は合ってるのかとか、メソッドとかを確認するので、結果ありきかなと
国語の読解問題における「設問ありき」のアプローチ
設問を先に読む: 問題の設問を先に読むことで、文章から何を見つけるべきか、どの情報に注目すべきかが明確になりますね
医学論文を読む際に結果から入るアプローチと似ており、読解の効率を高めることができると思います
文章の関連部分を重点的に読む: 設問に関連する部分に焦点を当てて読むことで、必要な情報を迅速に把握し、時間の節約にもつながります。
何が重要かわからないっていう子どももいるのではないか?
設問で言及されていることは重要ということがわかれば、時短になる気がするんだけど・・・
まとめ
小学校の国語の問題へのアプローチを考えてみました
私はプロでないので、正解かは分かりませんが、個々で一番やりやすいやり方があるのだと思います
「結果ありき」や「設問ありき」のアプローチは、特定の目的を持って情報を効率的に得たい場合に有効です
医学論文の読み方がその良い例であり、国語の読解問題にもこのアプローチを適用することができます
ただし、国語の読解では物語の理解や作者の意図を深く掘り下げることも重要ですから、アプローチを柔軟に使い分ける必要がありそうです。
結局のところ、読む目的と内容によって最適な読み方は変わってきますので、その点を考慮することが大切です。
処理能力が半端ない子だとどっちでもいい気がしますが、物語を読むことに時間がかかってしまい、問題が全部できないくらいなら、正答率は80% 狙いで、設問からいくアプローチの方が時間短縮できそうな気がします
以上参考になれば幸いです
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