抄読会準備めんどくさくないですか?
めんどくさいので丸投げしたくて、Power pointをChat GPT4に作ってもらってもなかなかうまくいきませんでした。
Powerpointの作り方としては、ネットで見ると、自分で文章を打ち込んで、その内容をスライドにしてくれというものが多いです。
私の場合は論文を読み込んでもらって、その内容をスライドにして完全に丸投げしたからできなかったのかもしれません。後述します。
論文検索に関してはすごい正確になっています。
Chat GPT4で検索能力は3.5と比べて明らかに上昇しました。
以前論文検索の記事を書きましたが、その時は出力された論文のURLを選択しても全く違う論文のサイトにとんでいました。
Chat GPT4にして論文検索してみて、出力される論文を検索してみました。
pubmedに載っている、covidとcariologyに関係する論文を教えて
WebPilotのプラグインを使用しています。pubmedは有名な医学系の論文検索サイトです。なんでもいいのでcovid関連で調べました。
Used WebPilot
以下は、PubMedに掲載されているCOVID-19と心臓病に関連する論文の一部です:
Long-term complications of COVID-19.
著者: Desai AD, Lavelle M, Boursiquot BC, Wan EY.
出版: Am J Physiol Cell Physiol. 2022 Jan 1.
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2022 ACC Expert Consensus Decision Pathway on Cardiovascular Sequelae of COVID-19 in Adults: Myocarditis and Other Myocardial Involvement, Post-Acute Sequelae of SARS-CoV-2 Infection, and Return to Play: A Report of the American College of Cardiology Solution Set Oversight Committee.
著者: Writing Committee; Gluckman TJ, Bhave NM, Allen LA, Chung EH, Spatz ES, Ammirati E, Baggish AL, Bozkurt B, Cornwell WK 3rd, Harmon KG, Kim JH, Lala A, Levine BD, Martinez MW, Onuma O, Phelan D, Puntmann VO, Rajpal S, Taub PR, Verma AK.
出版: J Am Coll Cardiol. 2022 May 3.
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COVID-19: A Multidisciplinary Review.
著者: Chams N, Chams S, Badran R, Shams A, Araji A, Raad M, Mukhopadhyay S, Stroberg E, Duval EJ, Barton LM, Hajj Hussein I.
出版: Front Public Health. 2020 Jul 29.
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ChatGPT3.5の場合、出力された半分くらいは偽のURLであることもしばしばあり、何回かやり直してやっとまともな情報があることも多かったです。
ChatGPT4で検索したら、一回で全てまともなURLでした。詳細を見るを押すと、ちゃんとその論文のサイトに行きます。
論文はなんでもいいので、スライド作ってもらいましょう。
さっき調べた下記の論文を例にします。
2022 ACC Expert Consensus Decision Pathway on Cardiovascular Sequelae of COVID-19 in Adults
この論文の内容を簡潔的に大事なところをピックアップして、パワーポイントで出力して
これはPDFで試しました。
code interpreterだとファイルを添付できるので、先ほどの論文をPDFではりつけています。
以下出力
抽出したテキストの初めの部分を確認したところ、COVID-19に関するElsevierの情報や権限に関する内容が表示されています。これは、論文の実際の内容ではなく、前書きや著作権に関する情報のようです。
続きの内容も確認して、論文の主要なセクションや要点を特定します。
テキストの抽出にはいくつかの問題が見られます。特に、単語が途中で分割されているため、テキストの読み取りが難しいです。この問題は、PDFのレイアウトやフォーマットに起因する可能性があります。
最善の方法は、テキストをさらに解析して、主要なセクションやヘッダーを特定することです。その後、それらのセクションの要点を抽出します。しかし、完璧な結果を保証することは難しいかもしれません。
続けてみますか?
続けてくれ
でも結果はこんな感じ
全くわからんかったですね。
他にはこんな感じ。
これはわりと好感触だったんですね。でも内容はバラバラ。
しかしこのスライドは60枚目くらいなんですよ。
わかったことは60枚のスライドは作ってくれる。これだけわかったからええか。
PDFの内容では厳しいとか出力されていましたので、文字の読み取りが難しいのか?
ワードでやってみましょう。
先ほどのPDFをデスクトップで右クリックして、このアプリケーションで開くを選択して、ワードに変更して保存します。
全部のセクションの内容まとめて、パワーポイントのスライド作成して、抄読会で使えるくらいに
今回はワードを貼り付けましたが、結局ダメでした。
このスライドも何回もやり直ししもらった挙句のやつです。
最後の方は、以下のように出力していたんですけどね。
学会発表に適した形にスライドを整理し直します。具体的には、以下の手順を踏みます:
イントロダクション:研究の背景や目的を明確にする。
方法:使用した研究方法や手法を簡潔に説明。
結果:主要な結果や発見をハイライト。
議論:結果の意義や影響、さらなる研究の方向性について触れる。
結論:研究の要点や取り組むべき次のステップについてまとめる。
この構成を基に、スライドを再作成します。
構成は全然問題ないんですよね。そもそもPDFやをwordの読み込みの問題か・・・・
まとめ
抄読会のpower pointをChat GPT4に作ってもらってもうまくいきませんでした。
やり方として、完全に丸投げにして全体から抽出させたのが良くなかったかもしれません。
もう少し手動で背景や目的や結果をコピペして、それをChat GPTに入力すればできるのかもしれません。
もしくは、各セクションごとでスライドを作ってと指示したらよかったのか?
それだと自分で読んでスライド作ったほうが早くなる可能性もあるかと思いました。
抄読会のスライド作ることが手間なんで、もっと簡単にできればいいんですが。
抄読会なくなったら一番早いんですがね笑
うまくいけば抄読会だけでなく他の発表にも使えますからね
もう少しいろんな方法を試してみます。いずれはできるようになるはず・・・
失敗例ですが参考になれば幸いです。
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